『この声をきみに』第1・2話

ところでみなさんドラマとか見てます? あんなに毎クールがっつり見て感想書きまくってた私ですが、今ではもう一年に一本完走できるかどうかな状況にまでなってしまいました。ちなみに最近のでは『デート』『トットてれび』『カルテット』。どれも名作でした。
そもそもドラマの感想書いているブログとかサイトがもうあまりないというか、いやもしかしたらあるのかもしれないけど旧知の人々はいつの間にかするするといなくなってしまいつつあるというか。SNSの発達も原因の一つだったりするのかな。
前置きが長すぎた。というわけで久々のドラマ感想です。来クールはなかなか面白そうなのが揃ってるし、いっぱい見続けられたらいいなー笑


1・2話まとめての感想です。1話目ばっちり見逃したんだけど、この枠は毎週再放送してくれるからいいやね。
1話目は正直「あぁこんなもんか」というか、まぁ登場人物紹介的な要素が強すぎて、主人公の穂波(竹野内豊)のどうしようもなさに辟易するだけの1話目だったんだけど(肝心の朗読シーンも演出があまり好みじゃなかった)2話目はとてもよかった。大森美香の本領発揮!!って感じだった。主人公の抱える問題とその話のテーマとなるもの(2話目でいうと『ふたりはともだち』。この絵本懐かしすぎるわ)のリンクがうまいし、そこで息子から手紙が届く、っていう安易な終わらせ方をするんじゃなくて、こんなこと現実にあるわけがない→だからいいんじゃないですか、っていう流れに持っていかせるのもすごくいい。この辺のリンクのさせ方のうまさは「マイボスマイヒーロー」とか「エジソンの母」で立証済みですね! ちなみに主人公が研究オタクで、すぐに脳内で色々展開させちゃうあたりも「不機嫌なジーン」とかを思い出すw
その絵本とのリンクもさることながら、『ふたりはともだち』の劇のシーンがかなりよかった。てか、ちょっと泣けてしまったw 特に、手紙をかえるくん@杉本哲太が出したと知った時の、がまがえるくん@竹野内豊の表情が本当にすばらしくて……感動してしまった。てかここの竹野内豊はめちゃくちゃ男前だった。まぁ穂波が冴えない役柄だからダサいしすげーもさい恰好なんでまぁやむなしなわけなんですが、まさかがまがえるコスプレの竹野内豊にやられる日が来るとは思いもしませんでしたよ。あのシーンはセットもかわいかったし、1話とはうってかわっていい朗読演出だった。


結構ごちゃっとしている朗読会のメンバーはこれから見せ場が増えていく感じかな。片桐はいりはそこにいるだけで面白いからずるいな。なのにかたつむりまでやっちゃうとかずるすぎんだろ。
ミムラはどんどんきれいになっていくからびっくりですよ。大学生の時のシーンとかめちゃくちゃかわいかった。麻生久美子もこういう普通っぽい役はなんだか新鮮かも。
あとはまあ、竹野内豊のイイ声での朗読が聞けるのが今から楽しみです。「この声をきみに」っていうくらいだからきっと誰かに向けて読むんだろうけど、それが元妻(ミムラ)ってことなのかな。なんとなく家族四人めでたしめでたし、って感じにはならなさそうなんだけどな〜。