「この声をきみに」第4話

まーたぎりぎりの感想になってしまった。


あぁ〜穂波(竹野内豊)は復縁を諦めてしまったか……まぁあの奈緒ミムラ)の心情を考えると復縁っていうのはご都合主義展開なのでドラマ的には正しい流れなんだろうけど(前回の牛乳では「あぁ……」って感じだったけど、喘息に気付いてないのはあかん、それはあかん)それでもなんとなくちょっとせつなくなったよね。特に子供たちと心を通わせたあとだったし余計。
まあそれでも舞花(安藤美優)があっさり懐柔されたと思いきや、「私はお母さんの味方でいつづける」って言い切ったのはよかったな。いいシーンだったあそこは。多感な時期の女の子だし、そんなすんなりと父親の気持ちには寄り添えないよねえ。
くじらぐもを想像する→人の気持ちを想像する、に繋がるのもさすがのうまさだったし、「声だけで相手のことが想像できる」っていうせりふが最後の江崎先生(麻生久美子)の電話越しの声で穂波が普段の江崎先生を違う、っていう想像を働かせるシーンにも繋がってて、朗読とストーリーの絡め方が相変わらず綺麗な回でした。


しかしあれかなあ、穂波と江崎先生のラブストーリーになってしまうのかなあ。予告ではそんな感じだったけどフェイクだと思う。思いたい。キスのくだりも朗読の一部で、キスシーンも妄想かなんかではないかと……この二人の間に恋愛感情は介在して欲しくないんだよなーーー。
あと灯火親の面々もどこまで絡んでくるのかなあと思ってるんだけど、これくらいの距離感がちょうどいいかもね。実鈴(大原櫻子)の声優オーディションと佐久間先生(柴田恭兵)の奥さんの話がどれくらい絡んでくるのかな〜って感じかな。しかし今更だけど柴田恭兵がこんな役やるなんてなんだか時代を感じるよね……笑