「大奥」第七話

大奥 第七話「真の敵」
2週間ぶりだーい。

なんかどんどん可哀想な人が増えていく……それに比例してムカつく奴らも増えているわけですが。というわけで、ちょっと一人ずつ語ってみることにしました。


・安子(内山理名
彼女は確かに気の毒。なんせ母・夫・息子を次々に亡くしたんだもんね。綱吉(谷原章介)に注意したときはいつ彼がキレだすかヒヤヒヤ。

・綱吉
この人も可哀想っちゃあ可哀想なんですけどね。二人も立て続けに息子を亡くしたんだから。予告で毒を盛られたのか? と思ったら、ただの(ってことはないけど)病気でした。安子はさすがに殺しはしないと思うけど、今のところ綱吉の唯一の拠り所が彼女だから、頑張って欲しいですねえ。染子(貫地谷かほり)の子供を「我が子は可愛いのう」と言ってる次週予告はくるものがあるなあ。

・お伝(小池栄子
お伝の梅貪りシーンは普通に見ればキワモノシーンなんだけど、なんだか悲しくなってしまった。そして幽霊みたいに横たわるお伝……怖い。

・柳沢(北村一輝)と染子
第一話ではあんなに柳沢(北村一輝)とラブラブだったのに、柳沢にとっては出世>自分の女、だったわけで。そりゃ愛してる人の子供を、愛してる人から「その子は俺の子じゃなく、自分の子供だと言うことにしてくれ」って言われたらショックだろう。柳沢はマジで嫌な奴ですな。それより、染子が檻(?)の中で見た人物が気になる。誰だ?

・信子(藤原紀香)と右衛門左(高岡早紀
紀香姉さんは高笑いが似合うなあ。右衛門左は安子の味方だと思ってたけど、何故か信子の持っていた毒を差し出していた……ってことは、もしかして右衛門左は信子のやったことを全部知ってるとか!?

桂昌院江波杏子)と劉光(火野正平
綱吉は桂昌院に逆らえず、桂昌院は劉光に逆らえぬ状態。ってことは、実質権力を握ってるのは劉光ということに。うへー。彼も桂昌院の期待が重すぎたのか、綱吉が犬を飼ってるだけであんなこと言っちゃって。ええんかいな。

・大典侍中山忍
この人、なんかめっきり影薄くなりましたねー。綱吉に「丸太を倒したのは安子だ」とチクるものの、見事にスルー。おねや(漢字が分からず)のときも、綱吉は気もそぞろ。結局この人、一度も手を付けられてないんじゃ……?


多分染子の子は跡継ぎにはならないんだろうな。史実でもそうだし。きっと染子が本当のことを言っちゃうんだと思う。そのことを知ったときの綱吉の態度がちょっと怖いかも。