「この声をきみに」第3話

うん、やっぱり面白い。というか、回を増すごとにどんどん面白くなっていってる。1話見たときは微妙だなあと思ったけど切らなくてよかった……


まぁしかし物語の展開への朗読の絡め方がうまいこと。2話みたいに物語と似た境遇でギミックを凝らすやり方ではなかったけど、穂波(竹野内豊)を群読っていう形で灯火親のメンバーとの交流を描いて、そこから自分の心情を江崎先生(麻生久美子)に吐露させる流れも非常に綺麗だった。まあ磯崎さん(片桐はいり)認めるの意外と早かったな!笑 って感じではあったけど、別にそこに時間を割くドラマじゃないしね。
しかしもしかして穂波と江崎先生のラブストーリーになってっちゃうのかね? なんとなくそれは俺が求めてる展開ではないのでそうなったらちょっと残念ではあるんだけど……でも、奈緒ミムラ)の涙ながらの叫びを聞いてると復縁っていう展開も絶望的に思えるしなあ。あの牛乳のシーン、旦那という立場の人間として非常にいたたまれなくなりながら見ていました……妻と一緒じゃなくてよかった……笑 円満離婚で子供とは定期的に会い、穂波は特に江崎先生とくっつくわけでもなく、灯火親でみんなでわいわいやってる……ってな落としどころが一番無難かなあ。
というわけで来週はついに「くじらぐも」ですよ。憎たらしかった穂波がだんだんかわいらしく見えてきて愛着がわいてきたというか、そこらへんは可愛い男を書かせたらピカイチの大森先生の手腕というべきか……ともかく子供に拒絶される展開にならないことを祈る〜〜〜。


それにしても松岡充が出るたび「老けたなあ……」って思ってしまうわ。まぁ奇跡の40代っていってももう46だしな。そりゃあ老けるわな、人間だもの。