「おとなの夏休み」#2

おとなの夏休み #2「渚のピンクレディ」
渚のピンクレディってまさか寺島さんと中島知子のことじゃないよね? ん?

まーなんだかあっさりとメンバー揃っちゃいましたね。まあメンバー加入にそんな時間割いてられないってか。しかし寿美子(中島知子)は大変でしょう。ほんとに寝る暇ないじゃん、死ぬぞ。来週はそのことがピックアップされるみたいですけどね。中島さん、肌めっちゃ荒れてるなあ。
優(中越典子)もあっさりとバー手伝うとか言ってたけど、もしや裏があったりする? なんかやる気なさそうだしね。関係ないけど優の彼氏役、姜暢雄(字これで合ってるっけ?)はイケメンだけどなんか華がないっていうか、ぱっとしないなあ。大倉さんなんて顔はいけてないけど(ま、失礼な)華はあるよね。華っていうか、個性的っていうか。トリックのときは結構いい味出してたけどさ。尻も出してたけど。

しかしこれって、ほんとリアルだなあ。子持ち主婦・俗称「負け犬」女・ニート小娘と立場の違う3人の話ですけど、脚本が男の方だとは思えないぐらい、女性の方にとってはかなりリアルなんじゃないでしょうか。今のご時世女性脚本家なのにありえねー女主人公書いてるなかで、一色さんはさすがって感じ。まあ僕としては和幸(石黒賢)の言ってた「女は連れ立ってトイレに行く」「思い出や記憶を牛のように(この言い方はすごいが)反芻する」っていうのに頷き。特にトイレは正直キモいと常々思ってますんで。あとはみゆき(寺島しのぶ)と寿美子が寿美子の会社で話してるとき、男性社員が立ち聞きしてたりなどの部分も妙にリアル。
そんなリアルの中、「よい子脅迫概念」なんていかにもありえなさそーな病気を子供につけたのは話上の設定のためかもしれないけど、これってみゆきと同年代の主婦の方にとってはもしかしたらプラスポイントな設定かも。リアルでちょっとぐさっときつつも、「うちの子はこんな子供じゃないし、夫だってここまで無愛想じゃないもの」なんて一歩引きつつ見ている感じが心地いいかもしれないですね。

というわけで、なんだかんだ結構はまってます。周りの評判は悪そうだけどね。でもみゆきってちょっとうざいかもなあ。「寿美子は約束守ってくれると思った♪」なんて言われたらうっとうしく感じますよ、僕なら。ドラマをリアルだと感じても、共感できる人はいないかもしれないっすね。それと正反対に毎回みゆきと寿美子の見せ場の場面で「きれいごとぶっこいてんじゃないよ!」「お互いのこと褒めあうのはオバサンの証拠」とつっこみいれてくれる優は妙にすがすがしくてナイス。

そういえばこれ、石井智也くんも出てるんですね。知らなかった。エンドロール「Tバックン」って・・・

今日の主題歌はピンクレディー渚のシンドバッド」セクシ〜♪ あなたはセクシ〜♪