「菊次郎とさき」最終話

菊次郎とさき 最終話「菊次郎の神様」
菊次郎(陣内孝則)の「頑張りやす!」を聞きQUIZを思い出したのは僕だけ?

はぁ・・・終わっちゃった。このドラマの感想を書いているところは恐ろしく少なかったけど、僕は隠れた名作だと思ってます。鯉こくを菊次郎とさき室井滋)が一緒に食べるところとか、久美子(京野ことみ)が出産したときみんな泣いちゃったりとか、随所随所で毎度のごとくうるうるしちゃいました。野球を誘いにきた子供たちを返して武に「付き合っちゃだめだよ! バカがうつるから」と女王の教室では問題になっていた一言をさらっと言っちゃうのもこのドラマのすごいところ。

やっぱりこのドラマの魅力は、登場人物一人一人がいい味出してるってこと。「赤ちゃんはどうやって生まれるんだ?」という質問に対する答えを妙に真剣に考える藤崎先生(西島秀俊)とか、酔っ払った菊次郎を鎮められる唯一の人物の久美子さんとか、「いつか殺してやるからね」のうしさん(草笛光子)とか。他にも隣の谷川夫妻や、青年期の大とか、みんないいキャラで見てて楽しかったです。
そしてやっぱり、青年期武役の塚本高史。最初は武役だと聞いて疑問を持ったけど、思ったよりもかなりよくて、それにやっぱりこれ、塚本君出てなきゃもっとレビューするドラマサイトの数減ってたと思うんですよね。いろんな意味で、高史様様。
それにやっぱり菊次郎とさきは、陣内さんと室井さんが一番適役でしょう。二人とも楽しそうに演じているのがいいです。

最終回はまったく最終回らしくなく終わったけど、まだまだ続編やSPも作れそうな感じですよね。青年期の方が幼年期よりも断然面白かったので、続編やるなら全話青年期でもいいかも。
2だから前作を超えられないかと思ってたけど、いやはや、前作よりも面白かったですよー。