2005年夏クール最終評価

なんだか最近、突出してはまれるドラマがありません。「次回が楽しみ!」と放送終了後思っても、一週間がものすごく長く感じたりするウキウキ感が最近感じてないんですよねえ。ドラマのレベルが低くなったんじゃなく、僕が生意気にも達観しているだけだと思いたいのですが。それでもやっぱり、楽しめたドラマはあります。今回は豊作クールの方じゃないかな、多分。というわけで、ランキングです。かなり長いので、しまっておこうっと。




やっぱり1位は「女王の教室」でしょう。勧善懲悪系ドラマは嫌いなんで、こういう鋭い感じのドラマは大好きです。天海祐希はもちろん、和美役の志田未来ちゃんがよかった。来々クールぐらいにまた出そうな予感。


2位は「え、これ!?」と言われそうですがやっぱり「菊次郎とさき」かなあ。なんだかんだ言って、ほぼ毎回うるうるしていたような気がする。ただ、未見リタイアなどの方が多く、この良さを分かってもらえないのが残念。


3位は「電車男」かなあ。陣釜さん&桜井さんには毎回笑わせてもらいましたよ。でもただ感動部分は押し付けがましくてまったく泣けず。やはり2ちゃんねるには少なからずまだ抵抗があるのかも・・・


とりあえずここまでは、「面白かったぜ!」ライン。


4位は・・・「女系家族」でしょうか。ただ11回は長すぎ。最終回はすっきりしたけど、ちょっと展開が間延びしすぎ。9回ぐらいにして、余った分を「菊さき」に欲しかった。


5位は、あまり4位とは差はないけど「はるか17電車男に続き、佐藤二朗はいい仕事してくれてました。しかし、マジで続編ありそうだなあ。終わり方は微妙すぎです。


ここから下は大して差はないです。「ちょっと微妙?」ライン。


6位は「海猿」でしょうか。前半は良かったんだけど、トオルちゃん殉職のシーンも個人的にまったく盛り上がらず、それから尻下がりに・・・しかもなんだ、「映画に続く」て。


7位は「おとなの夏休み」です。キャストも地味、話の内容もぱっとしない・・・ということで、今後あまり印象に残る作品ではなさそう。全体的な雰囲気は好きだったんだけど。


8位は「ドラゴン桜」ですね。これは好き嫌いの分かれるドラマだよなあ。ちなみに僕はダメ派。どうしても東大に受かるまでの経緯が安易に感じられた気がして。


ちなみに、あれだけのキャストを揃えといて・・・な「スローダンス」、あまり青春系ドラマは好きじゃないんです「がんばっていきまっしょい」、あまり興味がわかなくて「幸せになりたい!」純愛系もダメなんです「いま、会いにゆきます」はリタイアでした。


このクールは「真矢」「陣釜さん」「まーくん」と登場人物の名前がはてなでぞくぞくとキーワード化されたという珍しいクール。ここまで登場人物名(あだ名含む)がキーワード化されたことはあまりないんじゃないでしょうか。あまりはてな暦の長くない僕が言うのもなんですが。

そしてもうひとつ、神出鬼没系キャラが多いクールでした。とりあえず順位をつけてみると、
1・阿久津真矢(天海祐希)「女王の教室
どうしてって、だって真矢はサイボーグだもん(嘘)なにか生徒がいけないことをしようとしてたりすると、画面が暗くなるのはもう定番のお約束。

2・矢島藤代(高島礼子)「女系家族
こちらも必ずといっていいほど修羅場に、しかも文乃(米倉涼子)がいるときに出てくるという超人。ほんと、暇なんですねえ。

3・伊沢環菜(加藤あい
ちゃんとした定職があり、十分な睡眠もとっているにもかかわらず、仕事のシーンは都合のいいときにしか使われず、なぜか平日の真昼間からいたりする暇キャラ。芳本美代子の出産にまで立ち会っちゃうし。お仕事ドラマなのにいいのかそれは。


来クール期待度は木9が正式に決定してから発表しまーす。