「白夜行」第一話
白夜行 第一話
濃ゆ〜〜〜い、二時間でした。
一応録画してはいたんですが、ちょうど再放送するということで、それを見ました。いや〜、すっごい二時間でした。初回二時間は長すぎないか〜? TBSってほんと初回延長好きだよなぁ、と文句をうだうだ言っていたんですが、ま、これじゃあ二時間ぐらいなけりゃ書けないよ。開始30分ぐらいですっかり引き込まれてました。
・桐原亮司(山田孝之)
初っ端っからハサミで刺されて苦しんでいる亮司。誰に刺されたんだ? 笹垣(武田鉄也)は何を叫んでいたんだ? 何でサンタクロースの格好してんだ? つーか誰か救急車ぐらい呼ばないのか? と疑問点はいっぱいだったのですが、それを今から振り返るというわけでして。この手法も「セカチュー」*1と同じだな。音楽もそれっぽかったし。
・唐沢雪穂(綾瀬はるか)
何かパーティーのようなものを開催していて、どうやらその主役が雪穂だったということは、成功した人生を送ったってことなんでしょうか。とりあえず谷間にくらくら。でもはるかちゃんはもうちょっと太ったほうがいいと思うよ。
・亮司・少年時代(泉澤祐希)
彼と雪穂役の福田麻由子ちゃんの演技がうまくてうまくて。このまま出てこなくなっちゃうのがもったいないぐらいでした。しかし麻由子ちゃんとのコンビは恋人同士というより、姉弟のようでしたよ。実際は泉澤君のほうが年上なんだけどさ。
ビルの探検が得意→隠し通路(?)を知っている、紙の切り抜きが得意→常にハサミを持ち歩いている→父親を殺した凶器、と、伏線もばっちり効いてました。しかし、自分が好きな子を、自分の父親が少女売春しているなんて知ったら、そりゃ殺したくもなるよ。あの一突きでよく殺せたなとは思うけど。いくら器用だからって。
・雪穂・少女時代(福田麻由子)
「貧乏人が出世するには勉強するしかない」と北野武のお母さんのようなことを言ったり、亮司に「僕は死にましぇ〜ん」と「101回目のプロポーズ」の真似をさせたり*2真面目なんだかお茶目なんだか。後者は下手すりゃお茶目じゃすまされませんが。
自分のために自らの父親を殺した亮司をかばうために、自分の母親を殺した雪穂(ややこしい)飲ませた薬が毒なのかなと思ったんですが、ガス中毒で自分も死のうと思ってたんですね。ま、小学生が毒なんて入手できるわけないんですが。
しかし、福田麻由子って本当に頭良さそうな子だよなぁ。あと目力が強い。はるかちゃんとはちょっと雰囲気似てますな。
・松浦勇(渡部篤朗)
見事に怪しさむんむんでした。ラストで雪穂の写真を撮ってたけど、どうするんだろう。それより何故亮司と雪穂の関係を知ってるんだ? と思ったんですが、そういや一度二人で歩いているところ見てましたね。それで覚えているかどうかとなったら疑問ですが……それで亮司は彼に逆らえないのかな。
・古賀久志(田中幸太郎)
セカチューからのキャストその3。僕は彼が出ると聞いててっきり悪役かと思ったんですが……とりあえずとんでもなく辛党なようで。
・唐沢礼子(八千草薫)
彼女は雪穂の親戚? それとも他人? 僕はてっきり雪穂はラストの電車で大阪を離れたのかと思ったんですが、どうやら礼子も大阪の人間らしいし……ここら辺がちょっとよく分からなかった。雪穂は今は大阪にいるってこと?
・桐原洋介(平田満)・弥生子(麻生祐未)
勇一郎パパと梓が夫婦に! とちょっとびっくりでした(by年下の男)平田満は怪しい中年男をやらせたらマジで気持ち悪いですね(褒め言葉ですよ)麻生祐未は今後あまり出番はないんだろうか。もっと動いてくれたら個人的には嬉しいのですが。
・谷口真文(余貴美子)
彼女は亮司と雪穂の良き理解者のようですね。本筋とは関係ないけど、彼女が亮司たちを見て「若いっていいねぇ」って言った次のシーンに雪穂が老夫婦を見て「ああいうおじいさんとおばあさんっていいよね」って言ったのはちょっと笑った。そのあとのシーンで凍りついたけど。
・笹垣潤三(坂本金八)
関西弁がちょっとたどたどしい気はするけど、釈由美子よりかはマシか*3。古賀に対して怒鳴るところとか、亮司と雪穂を睨みつけるところとか怖かったです。そしてラストの出現! お前はストーカーか。何で今更亮司の前に姿を現したんだろう。刑事というよりかは、あの顔は犯罪者でしたよ。超しつこそうだし。雪穂に「ひとつ嘘をついたら、もっと嘘つかなあかん」って言ったところはちょっと金八になってた。
雪穂が好きになった男・柏原崇(お久しぶり!)亮司の友人・小出恵介(唯一の味方なのかな?)事件の第一発見者で亮司をゆする、待望の悪役の田中圭(こちらもセカチューからのキャスト)亮司の恋人・西田尚美(この人はよく年下の俳優と付き合う役するよなぁ)男子高校生を買う女・奥貫薫(そういや麻由子ちゃんの母親役やってたっけ)雪穂の後の夫・塩谷瞬(彼のおかげで雪穂は成功するのか?)と、まだまだ登場していない人物がたくさんいるので楽しみです。ラストで雪穂を睨んでいた女子高生も気になる。