「マイ★ボス マイ★ヒーロー」第2話

マイ★ボス マイ★ヒーロー 第2話「若頭★学級委員長になる!」
今回も、馬鹿馬鹿しい加減がちょうど良くて面白かったです。


やっぱり最高にアホすぎるマッキー(長瀬智也)が最高に面白い。あのまるで小学生のごとき字と文面も面白いんだけど(まさか長瀬君の直筆?)黒井(大杉漣)とのやり取りの、

「それってどのぐらいの距離だ?」「2キロです」「歩くとどれぐらいだ?」「2キロです」「早歩きだと」「2キロです」

には笑いました。マッキー、アホすぎ。アホすぎと言えば、あのアグネス体操ね!そのネーミングセンスもさることながら、踊りもわけ分かんないし。しかも、恥ずかしいのか泣いてる生徒もいるし。それを真面目にやらせようとしている教師(田中要次)もねー。さすが、プリン争奪戦に死闘を繰り広げる学校、というか。


あのバスケ大会も良かった。ただバスケ大会出場→優勝、っていう流れだけじゃなくて、そこに「青春とは恥さらしだ」by水島先生(もたいまさこ)ってことで、マッキーのパンツのことを絡ませてるのが、ただ単に感動を誘うだけの作りになってなくて、さすがだなあと。パンツの「必勝」も間抜けで笑える。これ「ごくせん」のパート1でも似たような話あったけど、やっぱりアクセントの効き方が全然違うよね。あっちは普通に優勝したかしてないかは忘れたけど、みんな仲良くなってちゃんちゃん、って感じだったもん。奥本さん(佐藤千亜妃)が安易にシュートを決めたりしなかったのも良かったです。ていうか、この奥本さんの気持ち、僕も強度の運動音痴なので分かるなあ。さすがにここまでひねくれてはない(と思う)んだけど、特に団体競技だと、自分のせいでチームが負けたとかそういうのは嫌なんですよね。それで責められるのももっと嫌だし。


そういえば、今回は若手ジャニーズ2人が初回より良くなってた(特に手越)。まず和弥(田中聖)は「裁縫が得意なヤクザ」ってキャラ設定だけで美味しいよね。あんなに強面なのに、黙々と裁縫してる姿が面白い。マッキーに蹴られたときの大転倒はすごかった。そして桜なんとか(手越祐也)は、相変わらず演技はちょっと「?」な部分はあるものの、あの舌足らずで台詞がうまく言えてないところが効いてるよなー。「こういうやつ、いるいる!」って感じで、ウザくつきまとってくる奴っていうか(もしも大森さんがそういうキャラとして設定していたら、の話ですが)。しかしなんなの、この2人は。マッキーと話しただけで桜小路やひかり(新垣結衣)に嫉妬してるし。乙女の争奪戦ですか? BLですか? まあ、面白いからいいけどさ。そういえば、和弥が高校に編入してくるという噂を聞いたんだけど、本当なんでしょうかねえ。それはそれで面白くなりそうかも。