「不信のとき」第6話

不信のとき 第6話「愛人の接近」
そろそろ修羅場をお願いしますよー。


なんかすっごい時間の進み方ですね! あっという間に妊娠、出産のオンパレード……おなじみ「1ヵ月後」もあったけど、「数ヵ月後」ってこれまたアバウトな。そしてそんなスピード感あふれまくりな展開とは違い、ようやく道子(米倉涼子)が義雄(石黒賢)の妻だと知ったマチ子さん(松下由樹)。義雄は本当バカの極みだと思う、今更だけど。そして「許さない……絶対に許さない……!!」と、だんだん陽子さん化していく松下さん(by週末婚)。こういう松下さんは結構久しぶりに見たなあ。


・「お父さんと、気が合うみたーい。同じ嫁いだ者同士だからかしら?」と、意味ありげな小柳家の嫁。小柳家もなんか大変そうだけど、あんまり興味沸かないっつーか。

・義雄「少し賞取ったぐらいで浮かれやがって」って、自分に愛人がいることを悟られないために道子に仕事をあてがったくせに、売れればこの言い草ですかい。わがままやなあ。

・携帯のバッテリー切れのため、自宅の電話からマチ子にかける義雄。つーかなんで充電しないの!?

・義雄の上司役で平泉成さん。絶対なんか企んでる。

・ちゃっかり仕事を手に入れちゃってる弟君(和田正人)。脅したとしか思えないんですけど……ていうかまさか、そのためにマチ子は義雄に近づいたんじゃないよねー?

・マチ子「奥様でいらっしゃいますか?」和子(杉田かおる)「どちらさまですか?」「……奥様でいらっしゃいますか?」(しつこい)「…………いいえ」なんだよー、そこで「はい」って言っちゃえよー! とは思ったものの、そこは杉田かおる。ちゃっかり内線で聞いてらっしゃいました。ここのシーンは結構ハラハラした。

・朋子(江波杏子)「最初で最後の子供かもしれないんだから」ってあんた、結構さらっと言いますねえ。

・いきなり羽振りがよくなった朋子。異様に強調されるけど、なんかの伏線? まさか借金背負ってるとか?……なんか、ちょっと円満オチの香りがしてきたんですが……

・義雄「16歳と19歳じゃ大違いですよ!」確かにそうだけど、小柳(石田純一)がロリコンだということに変わりはないです。

・慶(小泉孝太郎)「まあ、残念ながら、僕の子供じゃないってことは確かですけど」いちいち言わないだろふつー。ちょっと不自然だぞ。

・なんか義雄の妄想シーンは一気に脱力しちゃうなあ。「○ヵ月後」と同じく、毎回恒例なのだろうか。


「本妻VS愛人」が触れ込みのこのドラマ、そろそろ直接対決が見たいところなんですが。正直秘書とか小柳家の嫁とかいらないんだけどなー。引っ掻き回すだけ引っ掻き回したら改心する、みたいな曖昧なキャラクターにはしてほしくないところですなぁ。