「役者魂」第三回

役者魂 第三回「涙の大喰い選手権」
ようやくこのドラマに慣れてきたなあ。感想が書きにくいのは相変わらずだけど。


やっぱりこのドラマは「変人俳優にマネージャーはじめ周りが振り回されるドタバタコメディ」と捉えるよりは「突然子供を引き取ることになってしまったシェイクスピア俳優とそのマネージャー」という話として捉えた方が面白いかも。その引き取られた子供の下の子が違う父親だっていう設定もなかなか奇抜だしね。こういう「パパはニュースキャスター」系の話でそういう設定ってあんまりなかった気がする。
第一、超迷惑な変人奇人の設定のはずの本能寺海造(藤田まこと)が全然奇人っぽくないんだもん。なんか饅頭1つでコロッと騙されちゃう可愛いおじいちゃまになっちゃってるし。まあ、本能寺海造もなかなかいいキャラクターになってきてるとは思います。奇人ではないだけで。忠太(吉川史樹)に約束するシーンはなかなか良かったです。子供たちとのやりとりだけじゃなくて、キャラ同士の台詞のかけあいのテンポが随分良くなってきたなあといった印象。最初の噛み合わない感がかなり薄まったような気がします。瞳美(松たか子)の「家族の数だけ『おやすみ』がある」という台詞はなかなか良かったです。しかし子供たち、学校行けるようになってたんだ。いつの間に手続き済ませたんだか。


しかしせっかく本能寺と子供たちが打ち解け始めてきたというのに、忠太の父親代理人らしき人物が来訪。それはいいとして、ちょっとこの部分を初め瞳美の心の声が多すぎるのが気になった。ここまで説明口調にしなくても、ねえ。