「華麗なる一族」第三回

華麗なる一族 第三回「引き裂く運命」
鉄平(木村拓哉)と芙佐子(稲森いずみ)のシーンだけはラブストーリーのようだった。


「先代、先代」ってうるせー。「先代のやり方にそっくりだ」「先代にどうして嫉妬しておられるのですか」「鉄平様はますます先代に似てきてらして」「先代」「先代」「先代」……なんかここまで「先代」連発されると「実は鉄平は先代の子供でもなんでもないんじゃねーの?」って思っちゃいますよ。つかありえるかもこれ。しかしもしそうだったら今までの確執はいったい……


しかし、ほとんどのキャストが動き出す気配が無いのが気になるんですけど? 銀行側の人間だって鉄矢とかすっげー怪しそうなのに地味だし。なんだかただ無駄に豪華なだけが気がしてきたよ。原作はどうだか知らないけど話も大して面白いとは感じられないしさー。一番のキーポイントなはずの三雲(柳葉敏郎)の心変わりだって猪撃ってOKかよ!って感じですよ。しかし将軍もさることながらあの猪も見事にちゃっちかったなー。走り方妙だしやたら早く死ぬし。あの猪で全部持ってかれたって感じですな。
あと笑ったのは銀平(山本耕史)の「君は、初めてじゃないね?」発言。時代が時代だから「操を守るのが女の役目云々」って感覚なのは分かるけど「そんなにおぼこがええんか!」と突っ込みたくなりました(何か響きが卑猥だ)。と思ったら「まあいいさ、僕もお互い様だから」とかわけのわからんフォローしてるし。まさか筆下ろしのお相手は相子さん(鈴木京香)じゃねーだろーな?と思った僕は非常に下世話。しかし山田優ちゃんはかなりぎりぎりな演技レベルだったような気が。


来週は大川(西田敏行)と早苗(長谷川京子)が何かしてやられちゃうみたいで、ハセキョーはともかくやっと西田さんにまともな出番が来そうなのでちょっと期待。しかし何で今回は今更また人物紹介みたいな事してんのさ。