「ハゲタカ」第２回

ハゲタカ　第２回「ゴールデン・パラシュート」
うーーーん、やっぱり面白い。

今回はそれに分かりやすかった。前回の前半は正直ちんぷんかんぷんな所が多々あったけど、今回はだいぶすんなりと見れました。ゲストの冨士眞奈美の我侭ワンマン女社長っぷりとか、息子の小林正寛のダメ息子っぽさとかよく出てたし。「会社は子供」なんてふざけた事言ってる瑞恵（冨士眞奈美）に「じゃああなたは、子育てに失敗したんですね」と言ってのけた鷲津（大森南朋）にはスッとした。
だけど今回は芝野（柴田恭兵）に軍配が上がりましたなあ。瑞恵の息子・伸彰（小林正寛）を挟んだ芝野と鷲津の駆け引き対決。正直言って芝野が伸彰に何を仕掛けて、何がどうなったのかあそこら辺はよく分からなかったんですけど、まー「芝野が勝った」って事が分かればいいでしょう（いいのか、それで）。だけどもちろん鷲津も黙っていないわけで、来週また何かやらかしてくれちゃうんだろうなー。まあまたそれも楽しみでもあり。

そして鷲津が冷徹人間になった理由もわりと早くにあっさりと判明。まー回が少ないからなあ。柴野も励ますつもりで「資本主義なんだからしかたなくね？」（一部意訳）って言ったのにまさかその一言が鷲津をこんな人間にしてしまったなんて……ってちょっとショックだろうな。その一言だけでこうまで変わってしまうもんか？って思わなくもないけど。まあもしかしたらもうひとつぐらい何かきっかけがあったのかもしれませんけどね。そしてその後治（松田龍平）に会いに行く芝野だったが、「銀行って所は晴れの日に傘貸すくせに雨の日には取り上げる」みたいなことを言われてしまい、まさにダブルパンチ状態の芝野さん。それでようやく鷲津と戦う気になったってとこかな。来週は鷲津がマスコミに叩かれたりとか色々ありそうですが、ここで鷲津がどう出るかが楽しみです。しかし大森さんは「無表情だが内に何かを秘めている」っていう感じの演技が上手いなあ。