2007年冬クール総括
今回完走したのは4本。すくねえー。過去最少じゃないでしょうか。まあでもテレビ壊れて初回見れないのがでかかったからねえ……と言いわけしてみる。というわけで順位もへったくれもないわけですが、一応セオリーですので。
1「ハゲタカ」
やっぱ一番盛り上がったのはこれかなー。色んなレビューサイトで色々な感想が書かれているので、今更語る事は無いんですけど。難しくて意味不明な点も多かったけどそれでも惹きつけられたのはやっぱり凄いと思う。久々にスタッフの本気度が感じられた作品。
2「わるいやつら」
結局最後まで松本・米倉シリーズは、最終回が締まらないという結果となってしまいました。中盤、特に豊美(米倉涼子)復活らへんはかなり盛り上がったのになあ。もったいない。
3「エラいところに嫁いでしまった!」
はっきり言って初回しか面白くなかったですね。小ネタは楽しめない事も無かったけどさ。磯次郎(谷原章介)にイライラさせられてた人も多かったみたいですが、あれがタニショーじゃなかったらもっとイライラしてただろうなあ。
4「今週、妻が浮気します」
これも典型的な尻すぼみ作品。あの最終回はないよなあマジで。特に語る事もないのでこれで終了(ひどいな)。
(以下リタイア作品)
「東京タワー」これはあのダメダメな九州弁で視聴意欲がそがれちゃった事は確か。
「ヒミツの花園」「今週〜」なんかよりこっち見とけば良かった……初回はつまんなかったのになあ。
「ハケンの品格」アネゴとかこれみたいなこういうシチュエーションのドラマ、今後どんどん作られそうで(視聴率も良かったみたいだし)少しうんざり。大体どなたかも言ってたけど派遣をカタカナで表記するセンスは微妙すぎるって。
「拝啓、父上様」倉本さんがおっぱいがどれだけ好きかは分かりましたってば。ごめんなさい、数話しか見てないんでその印象しか。
「きらきら研修医」看護師系ドラマって「ナースの御仕事」路線狙ってるのかもしれないけど、もうちょっと脚本をどうにかして欲しいよなあ。
「花より男子リターンズ」見てなかった僕が言うのもなんですが、3はもういい加減いいと思います。
「特命係長只野仁」これももう続編はいいのでは? ていうか脱ぎ要員がもういないんじゃ。
「演歌の女王」何気に一番結末が気になっていた作品。どういうオチだったんだろう……
「華麗なる一族」やっぱり予想通り、鉄平はじーさんの子供でも何でもなかったんですねえ。アホらしいというか何というか。
「芋たこなんきん」録画が億劫になってしまったのでリタイアしてしまったのですが、ラスト近く見てたのですがかなり良かった。普通の日常をここまで面白く書ける脚本と主演の藤山さんは凄い。でも朝ドラは多分もう見ないかなー。よほど好きな人が出ていなければ。
最近よく目にするのが(主にネットからですので)「日本の最近のドラマはつまらない」とかですが、そういう事言う前にてめえ全部日本のドラマ見たことあるのか?って感じですよ。朝ドラから深夜ドラマ、昼ドラまで含めれば相当数になりますからね、ドラマって。それを全部見てから文句言えって話ですよ。大体「日本のドラマはつまらない」「海外ドラマは面白い」みたいに、ドラマに限らず容易にひとくくりにするのって嫌いなんですよね。今クールでいえば「ハゲタカ」みたいな上質なドラマもある事ですし。それにしても「魂萌え」「マチベン」と、NHKは当たり作品が最近多いなあ。喜ばしい事です。