「バンビ〜ノ!」最終話

バンビ〜ノ! 最終話「涙の別れ…さよならバッカナーレ」

最初の出方がみんなそれぞれで面白かったです。特に与那嶺(北村一輝)。


最終回は、うーん、まあこんなもんかなって感じですかね。ってなんか今回どのドラマでもこんなこと言ってる気がするんだけど……正直僕が見てたの全部「とりあえず小奇麗にまとめてみました」みたいな感じで、見終わった後「ほぅ……」という気持ちになることもなく(なんか嫌な表現ですね我ながら)「なんじゃこりゃボケぇ!!」という気持ちにもならず、「ま、こんなもんかあ」って感じなんですよね。若干冷めた目線というか。つーかいくらなんでもバンビ(松本潤)は自己過信しすぎじゃないだろうか。もしかしてパスタ1種類担当できたぐらいで一人前になったと思っちゃってる? 最終回だからとにかく最終回らしいこと、つまりバッカナーレを離れる、というエピソードにしたかったのは分かるけど、ある程度経験を積んだ香取(佐藤隆太)が行くならともかくまだまだ半人前(だと思われる)バンビがバッカナーレで大した経験も積まず(他の人と比べて、ね)イタリアに行ってきまーす!っておいおい。皮肉にも「自信過剰な若者が鼻っ柱を折られるところから始まった」のに、ラストの印象は「やっぱり自信過剰」ってな感じになってしまったな。しかし相変わらず伴君は「イタリアに行きます!」とか例の3人組にいちいち宣言するんですねwwあの3人組のシーン何気に好きでした。3人の雰囲気が良かったのかもしれないです。


しかしなんつーか、続編作りそうな終わり方ですね。ドラマとしてはまぁ普通。印象に残るドラマではないですね正直。なので続編が出ても見るかどうかは分かりません。スタッフのキャラが良かったのはさすが岡田脚本と言うべきか、まあ役者に助けられてたのも大部分だとは思うんですけど、ほっしゃん。とか前述した3人組とかは結構良かったです。ただやっぱり最終的にはみんながみんなバンビを認めて〜みたいになっちゃったらちょっとつまらなくなってしまった気も。最初のみんながバンビに冷たかったときの方が好きだったかな。あーあと佐藤隆太君は今回はわりと渋め(?)な役で、それも結構合ってたんで今後もそういう路線でも差し支えないかと。正直佐藤君のわめく役って飽きちゃったんだよね……