「新マチベン」第1回

新マチベン 第1回「新米弁護士は60歳」
ゲストは黒木瞳小日向文世鶴見辰吾ほか。


うん、普通に面白かった。主役3人についてももうちょっと拒否反応があるかなと思っていたんですが、やはりそこはベテラン俳優やベテラン脚本のなせる業なのか、思ったより全然平気でした。ただちょっとテンポは悪かったですけど。もうちょっとぽんぽんっ、と話が進んでくれると嬉しいかな。3人の俳優に対してはどの役柄も新鮮味がないといえばないんだけど、みんな適材適所って感じでよかったです。服装もスーツ、ダンディズム系(?)、作業服っぽいのとどれも個性的でしたし。
というわけでキャストについて特に語ることはありません。ともさかりえ麻生祐未など、脇も芸達者揃いで固めてていい感じ。やっぱり安心感があるよなあ。前作のように緻密な作品になるかどうかは分からないけど、まあ見続けるでしょう。


ストーリーの方は結構分かりやすかったかも。てっきり1話完結型だと思っていたので、来週に続いたのには少しびっくり。6回しかないのにもったいねーとも思わないこともないけど。玲子(黒木瞳)が私怨で裁判を起こして、痴漢はただそれの理由付けだってことはまあ分かってたけど、法廷の裁判中に堂々と「痴漢されてません」宣言するとは……徳永(渡哲也)たちも最初の依頼人としては面倒な人から依頼を受けてしまったもんだ。しかしあと1回どうするつもりなんだろ? ここからはたぶん玲子と土井(鶴見辰吾)の関係の話になるんだろうけど、それだけで1話使って間延びしないかどうかが少し心配かも。まあストーリーに関しては破綻することはないと思いますが。徳永が新聞社を辞めた理由が妻や娘と関係しているみたいだし、そのへんがたぶん最終回らへんで語られるんだろうから、それも楽しみ。これは視聴決定ですな。