「ホタルノヒカリ」第二夜

ホタルノヒカリ 第二夜「干物女とラブメール」
要(武田真治)の方言に超絶違和感。下手じゃないんだけどさあ、なんかさあ。


おぉお? なんか、前回よりすっごく面白くなってません? これは嬉しい誤算だ。前回はなんか脚本破綻してねぇ?と思ったんですが(水橋さんの脚本、本当は好きなんですけどねー)今回はテンポも良かったし。ストーリーは地味っていうかあんまりパッとしないものなんだけど、蛍(綾瀬はるか)と部長(藤木直人)のキャラがいい。蛍は文句なしに可愛いし。「パパと〜」の舘さんといい勝負だ(えぇえ)。マコト(加藤和也)のために資料を作っても渡し方が分からなかったりとか、何着ていいか分からなくて挙句わけのわからん服着たりだとか、可愛い。萌え。特にラストにマコトに変なメール送っちゃって後で後悔しまくって悶えまくってるのがすげー可愛かったですwああいうのもあるある〜って感じでしたし。夜には手紙を送っちゃいけないって紫式部も言ってますからねえ(あれ、清少納言だっけ?)。ラストの2人の顔芸にも笑いましたwwww
部長も初回じゃちょっとうざいかなーって感じでしたが、蛍に次ぐ可愛いキャラに思えてきました。あのバカ丁寧*1な喋り方も愛嬌を覚えられるようになってきたし。なんだかんだ言いつつ資料の心配したり、大嵐の中届けてくれたり、うわーなんだーいい人じゃーんとか思わせつつラストで「お前は一生干物。変わるなんて無理。絶対ありえない」って、ひでえ! でもいいよ部長、S部長。


と、蛍と部長のキャラはすっごいいいんですが、他がねえ。やっぱりメインのはずのマコトのキャラが全然好きになれないのが痛い。無表情で可愛げがないし、やたら周りがちやほやしてるのもなあ。男性陣がシビアなのは良いんですがねえ。大体台風来てるのに「家に伺います」って彼は天然なんだろうか……あと優華(国仲涼子)も全然いい女に思えない。「マコト君が好きだから、マコト君の恋を応援する!」っていう考え方からして正直ちょっと鬱陶しいんだよね(まあこれは要にも言えることなんだろうけど。要って優華が好きなんだよね?)。なんつーか自己愛甚だしいっていうか、そういう後手後手に回るタイプってどうしても好きになれないんですよね。ハーレム系漫画とかのヒロインになるタイプ。僕はどっちかっていうと押せ押せタイプのライバル系の方が好きなんだけどなあ、素直で。ってこれは僕の勝手な趣味なわけですが、それにしても優華はあんまり好きになれそうにないなあ。あとまりかちゃんと渋江君の出番をもっと増やしてほしい(しかしスピンオフは今回微妙ですねえ。バンビ〜ノはまあまあ面白かったんだけどな)。


はっきり言って蛍とマコトのラブストーリーには興味ありません。もともと他人の色恋沙汰には興味がない性格だし、それにどうせ両想いなんでしょー? マコトも可愛くないし。やっぱり蛍と部長の関係がいいな。それさえあれば大満足です。毎回これぐらい面白かったら見続けられるかもしれません(まあ一応来週もチェックするけど)。ただ蛍と部長の関係って上司と部下以上、家族・恋人未満みたいな今の関係が好きなので、ここからラブストーリーに発展しちゃったらちょっとなあ……かもしれませんなあ。うーむ。ありえそうな展開ではあるけどさ。

*1:丁寧とはちょっと違うか……