「菊次郎とさき」第6話

菊次郎とさき 第6話「戦争と平和
ゲストに六平直政


いきなり白黒フィルム風の戦争シーンで、「え? もしかして今日特番で潰れた?」と思ったらきちんと「菊次郎とさき」でした。というわけで今回は菊さき風反戦ドラマ。個人的には毎年やっている「戦争はいけませんドラマ」のお涙頂戴的展開が嫌いなのですが、今回は非常に菊さきっぽくて良かったです。「家の下に不発弾が埋まってる!?」というところから近所の人たちが一致団結(こういうことは昭和ドラマでしか表現できない、もしくはそうでなければ不自然だったり違和感があったりするので、この時代の特権だと思う)、不発弾を探そうってんで畳下を掘り返してみたら、大量のレコードが……と、この展開は本当良かった。こういう小道具の使い方は秀逸ですねえ。ただなー、その後の菊次郎(陣内孝則)の「オールド・ブラック・ジョー」はちょっとなあ……あまり教養の無い菊次郎のイメージからは外国の曲っていうのはかなり差があるっていうかかけ離れすぎてて、なんとなく無理やりっぽい気はした。あのシーンが無くてもレコードだけでちゃんと「反戦ドラマ」になってたのになあ。谷川家に実は不発弾があった、っていうオチはなんとなく分かってたけど面白かったww
来週はそんな谷川夫妻がメイン。この夫婦ののほほんとしたところが好きなので、楽しみです。


あ、あとゾマホンが出ててびっくりした。そういやオフィス北野所属だったな。つーかいつの間にそのまんま東2代目を襲名してたんだか……そのまま「ゾマホン」でいいじゃないか。