「菊次郎とさき」第8話

菊次郎とさき 第8話「菊次郎忘れな草
ゲストに布施博


今回は先週が良すぎたためか、途中まではなんとなくだら〜んと見ていました。菊次郎(陣内孝則)の過去の話もわりとベタで(本当にこういうことされていたんたら申し訳ない話なんですけれども)「なんだかなあ」って感じで見てました。回想シーンの子役たちもちょっと下手すぎて……しかし尚太郎(布施博)は若い頃はかっこよかったのに、ねえ。
だけど、最後の食卓のシーンはすげえ泣けた。そこまでのシーンはどってことなかったのに、全部あのシーンに持っていかれたなーって感じですねー。菊次郎が尚太郎が死んだと聞いてすぐ泣いたのではなく、食卓を囲んで、そして初めて尚太郎の言わんとしていたことを理解して泣く……っていう流れが非常に良いです。そして陣内さんと室井さんの泣き演技にやられた。陣内さんは特別上手いとは実は思ったことないんだけど、この人の菊次郎の演技は凄く好きだなーと改めて実感。


しかし尚太郎さん、幽霊だからって未来までお見通しなんですかねえ……つーことは菊次郎に「酒をやめろ」って言ったのはそれ系の病気で亡くなると知っていたから?(実はどうして亡くなったかは知らないんですけど)というわけで、来週はいよいよ青年期。最終回かと思ったらまだ3回あるらしい。大役は前回引き続き平山君だし、北野家のほとんどが出なくなるだろうから、幼少期よりはキャスト変更してないみたいだし、愛着が湧きやすいかも。楽しみ楽しみ。