「パパとムスメの7日間」最終回

パパとムスメの7日間 最終回「『パパ、ありがとう!』……7日間の秘密」
ずいぶん遅くなってしまいました。


大団円でしたねー。日曜夜に相応しい終わり方というか。個人的にはちょっと釈然としないというか、なーんか綺麗に終わりすぎじゃね?とか思う部分もあるんですけどね。やっぱり西野さん(佐田真由美)のキャラが崩壊しすぎというか、全然深みがない感じで、いかにもただ「引っかき回しにきました」って感じのキャラクターで残念です。柏原君の役柄もほとんど無意味だったし(あれマジでなんだったんだろう、もうちょっとストーリーに関わってくると思ってたのに)前回のりっちゃん(森田彩華)の「絶交よ!」発言も本当なんでもなかったし。つーかりっちゃんは最後までうざかったですな……ついでにパパ(相島一之)も。そして最終回になって感情を入れる演技が多めで、そこで小梅や健太先輩の中の人たちの演技が微妙だったのが残念でした。舘さんは以前ドラマで見たとき「うわ、こんな演技下手だったっけ?」と思っていたのですが意外と良かった。ただ、病院に搬送された時の「小梅を、頼む」のときの首がくっ、は思わず笑ってしまったわけですが。そして言うまでもなく一番演技が素晴らしかったのが麻生さん。やっぱコメディもいけるんだなあ。最終回はベッドの中にいるのが見つかって「きゃっ」というのが可愛かったです。


しかし、意外と早く元に戻りましたねえ。もうちょっと引っ張るかと思えば。やっぱり思ったとおり決め手は「相手を守りたいと思う気持ち」か。しかしばーちゃん(佐々木すみ江)が入れ替わりに気づいていたのにはびっくりだ……入れ替わったあとの2人には数時間しか会ってないと思うんだけど。なんという観察眼。しかし元に戻った後も充分可愛い舘パパって……シャンプーハットとか、お花がPON☆な妄想とか、「うそー、また入れ替わっちゃったー!?」とか、お茶目すぎる。「ちょーウケる」「うるさいよ中島」にも笑った。
しかし、「7日間は仲良くしないと、また入れ替わる」っていう設定はちょっといいなあ、と思った。その後の小梅(新垣結衣)とパパ(舘ひろし)の関係もね。入れ替わってからは確実に7日以上経ってるわけですから(1日1話が多少ズレがあるにせよ、最終回以外はきちんと守られてたのはポイント高い)このタイトルの「7日間」ってこっちのことを差すのかなーとか思ったり。そうなったらまたニュアンスも色々と変わってきそうだけど。


ま、ストーリーは若干感動系に走る部分もあり、そういうところで全然涙誘われたりはしなかったのですが、はっきり言って舘ひろし萌えドラマとしては最高でした。まさか彼に萌える日がこようとは思ってもみなかった……女子高生な舘さんが好きだったので7話という短さは残念だったけど、まあそれだからこそ良かったんだろうな。作品の完成度はともかくギャグやキャラ萌えを重点としたドラマとしては大満足でした。あー面白かった。