あしたの貧乏男子

小栗旬ダメ人間になる…連ドラ初主演は「等身大のバカ」
http://hochi.yomiuri.co.jp/entertainment/news/20071121-OHT1T00112.htm

俳優の小栗旬(24)が、1月スタートの日テレ系「貧乏男子 ボンビーメン」(火曜・後10時)で連続ドラマに初主演することになった。演じるのは、明るくて前向きながら、多額の借金を背負ってしまう“ダメ人間”役で、数々の作品で演じてきた“イケメン役”とは一線を画した役どころ。「清らかに健全にバカを貫きたい」と意気込んでいる。

 抜てきした日テレ・櫨山裕子プロデューサーは、昨年の24時間テレビ内のスペシャルドラマ「ユウキ」(主演・亀梨和也)でも小栗を起用。「ぜひ小栗くんが主演のドラマをやりたいと思っていました。お忙しく、結局1年半たったこのタイミングでやっと実現できました」とラブコールを実らせた。小栗の魅力を「女の子にとっては王子様的存在でありつつ、素は何者にも影響されることのない、ありのままが魅力的な“ぶっちゃけた人”」と語り「素の魅力をもっともっと出せるドラマをやりたい」と企画した作品となる。

最近人気急上昇中の小栗君が主演。題名がつまらなさそうな雰囲気を醸し出してるんですけどどうなの?「ボンビーメン」てあんた。


名脇役小日向文世、ついに連続ドラマ初主演「僕でいいの!?」
http://www.sanspo.com/geino/top/gt200711/gt2007112022.html

 ドラマ「HERO」をはじめ、出演作は数えきれず、作品にピリリとスパイスを効かす天才バイプレイヤー、小日向文世(53)が連続ドラマに初主演することになった。来年1月スタートのフジテレビ系「あしたの喜多善男〜世界一不運な男の、奇跡の11日間〜」(火曜後10・0)で、演じる役はやっぱり?冴えない中年男。大役の依頼にも、「僕でいいの?」と聞き返したというが、制作陣は「素晴らしい俳優」と自信を見せる。

 制作の関西テレビが出演依頼した際の小日向の感想は「なんで? 本当に?」。その後も「大丈夫なの? 僕でいいの? 成立するの? この企画つぶれない?」と不安だけが募っていったといい、来月初旬にクランクインが目前に迫った現在も「不安でいっぱい」という。まさに、世間が抱く役者、小日向のイメージ。控えめ、気が弱い、優柔不断。温かくて優しい心の持ち主でもある。

 「あしたの喜多善男」は、島田雅彦氏の小説「自由死刑」をもとに、「沙粧妙子−最後の事件−」「ドラゴンヘッド」などで知られる飯田譲治氏が脚本を担当した。主人公、喜多善男(きた・よしお)は45歳、妻(小西真奈美)に逃げられバツイチ、借金まみれ。11日後に迫った親友の命日に自分も死のうと決めたところから物語が動き出し、思いがけない波瀾万丈な人生が始まる。

 関テレの豊福陽子プロデューサーは「小日向さんは親しみやすくて、しかも表情1つの中にいくつもの感情を表現できる素晴らしい俳優さん」と惚れ込み、「とんでもない大事件に巻き込まれる小日向さん=喜多善男を、ハラハラしながら一緒に応援して下さい」と話している。

 同作では、善男を利用して保険金を手にいれようとたくらむキャバレーのスカウトマン、矢代平太役の松田龍平(24)が民放の連続ドラマ初出演。「自分自身が楽しんで演じることが、今回の役に、ドラマに活きればと思っています」とコメントを寄せた。

おおおおお! なんという硬派そうなドラマ。フジがこういうのを企画するなんて珍しい。脚本が当たり外れの大きい飯田さんっつーのが気になるけど、この企画自体はいいですねえ。そして松田兄が民法ドラマ初出演らしい。へえ〜。