「ロス:タイム:ライフ」第5節

ロス:タイム:ライフ 第5節「幼なじみ編」
出演者に伊藤淳史、美波、池谷のぶえほか。先週分ですー。


面白かった! このドラマで初めて文句なしで面白いと思えた回だ。今回の脚本の土田さんは「斉藤さん」の人なんでもしかしたら面白いかも?と思ってたんだけどね。「一斉にロスタイムが始まる」とか「実は相手もロスタイム中だった」とか、変化球もあったし良かった。そして何より、きちんと死んでくれたのが良かったなあ。って言ったら語弊があるかもしれないですけど。こういうテーマで扱ってるんだから、やっぱり死んでなんぼだよね。つーことで、先週のオチはやっぱり納得がいかないです、はい。
というか今回初めて「ロスタイム」っていう定義を有効に使った回なんじゃないかと思う。ロスタイム内でできなかった事を他の人のロスタイム内で叶える、っていうのなんてもろそんな感じだしさ。原稿の誤字を直すシーンは結構ウルウルきてしまいました、はい。あとやっぱり審判団がよけいな助言したりしない方が素直に楽しめるなあ、と思いました。あんまり介入しすぎると個人の「最期にやりたい事」の意味が薄れてくる気がするし。
余談ですが美波ちゃんは有閑〜を見てなかったんでこのドラマで初めて見たんですけど、若干宮沢りえちゃんに似てません?


今回思ったんだけど、家族全員や恋人同士が死亡→ロスタイムになる→一緒に最期の時を過ごす、みたいな感じでも面白いかもしれないですね。しかしどんな人にもロスタイムは平等にあるってことか……となると死刑囚とかにもあるってことかあ? あと今までの人達がみんな純粋に「やりたい事をやる」って感じだったので、もうちょっとひねくれた人が居てもいいんじゃないか?とも思う。前に書いた「どうせ死ぬんだから、人を殺しまくってやる!」って言うのは大袈裟だとしてもさ。というわけで、今日のは特に期待してないんですけど、来週の「極道の妻編」は結構期待してます。久々の常盤さんだしね。