「鹿男あをによし」#8

鹿男あをによし #8「辿り着いた意外な真実!犯人は貴方だ!」
いやあ、どう考えても「意外」ではなかったような気が……


前半で予想したとおり、凄い怪しかったリチャード(児玉清)は鼠で、マドンナ(柴本幸)は狐だったわけだしね。いやでも、僕の場合深読みしすぎてわけの分からん予想立てていたりしたので、その点では「意外」といえなくもないかも……
このドラマって鹿だの鼠だの狐だの、鹿が喋っただの卑弥呼に頼まれただの、話にしてみれば凄い荒唐無稽なんだけど、一応筋通ってるんだよなあ。伏線もきちんと張ってあるしね。「今までのが全部無駄じゃねーか!」となった大和杯=三角ではなかった、っていう話も「小川(玉木宏)が変わっていく」っていう展開の要素のひとつになってるわけで、実は無駄な話じゃなかったわけだし。小川が変わってく様子も、顕著に描かれすぎてないのが良い。「お前、変わったな」なんてサブキャラから主人公が言われる、なんていうアホらしい展開になったりしてないもんね。
それと今回は藤原先生(綾瀬はるか)と鹿(山寺宏一)の絡みが最高でしたwにこにこと鹿を見つめたり「喋ったー!」とはしゃぐ藤原先生も可愛かったけど、鹿の「喋っちゃった……」が最高に可愛かったですw


しかしマドンナ先生は思ったよりもあっさり……って感じだったなあ。出てくるタイミングとしては最高だったんだけどね。重さん(佐々木蔵之介)に惚れてるって設定みたいだったから、ここは重さんの言葉に動かされるんじゃないか?と思ってたら全然違ったよ。しかしリチャードはどうやってマドンナ先生を丸め込んだのかが気になる。それとリチャードも研究のために三角を手放したくない、っていうのは分かるけど、日本が滅んでしまえば研究もクソもないと思うんだけどなあ。それともそんな話は端から信じてなかったってことか? 老い先短いから命よりも研究を発表したい、とか?(ひでえ)あと鼠は今後出てくるのかなー。ヒステリックババアの鼠ってのも見てみたい。


このドラマって結構好き嫌い分かれると思うんだけど(現に母と妹はあんまり好きじゃないみたいだし)今回見てやっぱおもしれー!と再確認。最後の盛り上がり方が半端じゃないもんwEDの力って大きいんだなあ……と思い知らされました。ドラマは嫌いな母でもEDのかっこよさは認めてるみたいだしー。