「エジソンの母」第9話

エジソンの母 第9話「歯にも格差がある!ポークカレーもね」
美浦谷原章介)の妄想の「父さん!」の声は一体誰だったんだ?


賢人、もとい清水優哉君、かわいいなあー。僕は基本的に子供は嫌いっていうか苦手で、何故かというと意思疎通がうまく出来ないからであって。子供の目線で話したりするのが苦手なんですよね。幼稚園や小学生低学年の子役も「きっと小賢しい感じなんだろうなー」なんてひねくれた目でしか見てないんですけど、清水君はかわいい。演技は決して上手いとは言えないんだけど、そこがむしろいい。あおい(坂井真紀)の話を聞いてるうちに眠くなってあくび、というシーンなんて下手すぎてwかわいかったです。「資本主義云々」の話も無理して言ってます感が良いなあ。あと表情も豊かなんですよね。最初の方は「うぜーガキ」と思っていたのが嘘みたいだ。


前半は今までの総括みたいな感じでしたね。こうやって見ると、異端児や天才というより賢人ってやっぱりどう考えても「頭の良い子」な気がします。カレーの話は今まで絶妙なバランスで成り立っていた青柳さん(杉田かおる)のキャラが今日は大暴走で(その前の「あーっ、あーっ、あーっ!!」や「歯入りカレーよ!」には笑ったんですけどねw)加賀美先生(松下由樹)との言い合いも2人とも上手いもんだから、なんつーか笑えない、居た堪れない感じで見ていたんですけど、オチが「歯は青柳さんの髪の毛の中にあった!」っていうのがこのドラマらしくてすごく良かったですよー。変に嫌な空気を引きずらないっていうかね。あとあおいが織田(森口瑤子)にキレて叩いたのが、頬とかじゃなくてお尻だったっていうのが良い。「日本の教育の代表が鮎川先生なら、私は日本の教育を信じます!」の台詞も良かったし。


しかし佐々木先生(安田顕)、なんか理由があるとかじゃなくてマジでバービーマニアなのか……ここからどうやって規子(伊東美咲)と破局していくのかが楽しみwwあと美浦とあおいだけど、これはどう考えても再婚とかそういう話にはならなそうだなあ。賢人も、美浦が持ってきたケーキには見向きもせず父親がくれた本を読んでたわけだし、賢人にとっても美浦<父なんだろうね。しかし賢人父は出てこないんだろうか。
ラストの火事はなあ……ローソクの火がつけっぱなしだったから「やべー!」と思ってたらちゃんと消して、でも消えきれてなくて……まあ最終回に向けての展開としては妥当なのかなあ。あんまり重くはして欲しくないんだけどなあ、このドラマに関しては。あと大森さんは最終回がどうも締まらない感じがするので、そこらへんは期待しないでおきます、はい。
あ、そーいえば今回は演出が大森美香でしたね。エンドロールで二回も名前が流れたから「なんでだ?」と思って、調べたら演出も担当してたみたいで(ひとえに早すぎるエンドロールのせい)。そういや彼女は監督もしてたんだったっけ。