「ラスト・フレンズ」#2

ラスト・フレンズ #2「命がけの秘密」
小倉(山崎樹範)はどういう立ち位置になっていくんだ?


うーん、面白いことは面白いんだけど、なんか釈然としないなあ。始まる前に危惧していた適当にありがちな問題を詰め込んで云々、って感じはあまりしないんだけど(決着の付け方は非常に心配なんだけどさ)流れる空気感があんまり好きじゃないっていうか……まず人格形成やトラウマの原因が親にある、みたいな感じはやめて欲しいなーと思った。少なくとも瑠可(上野樹里)は母親に原因があるみたいだし。しかし父親が平田満かあ……いや、優しい普通のお父さんなのかもしれないけどさあ。このキャスティングだとあらぬ事を疑いたくなってしまうよw
あと若者たちの職業がモトクロスの選手だったり美容師だったりメイクアップアーティストだったりCAだったり、いかにも「お洒落なお仕事」って感じなのがどーもなー。一人ぐらい普通のOLとか居たらダメだったんだろーか。このドラマにそこはかとなく漂う「お洒落感」がどーも軽く見せてる気がするんだよね。


そして宗祐(錦戸亮)は初めてこえええええ!と思った。あのハサミで無理矢理髪の毛を切らせようとするシーンは怖かったっすよ……暴力シーンにははっきり言って迫力が無いので、こういうシーンを入れてくれると良いんだけどな。しかし宗祐って完璧に「敵」のポジションに居るけどそれでいいのか? OPに出てるぐらいなんだから、彼も何らかの悩みを抱えてるもんだと思ってたんだけど。これじゃーただのイッちゃってる人にしか見えねーっすよ。


あと若干モノローグがうざくなりつつあります。初回のは良かったんだけど、「これから起きる出来事を、誰が予想し得ただろうか」みたいな煽りが若干鬱陶しく思えてきたぞー。