「ラスト・フレンズ」#3

ラスト・フレンズ #3「命を削る想い」
やっぱナレーション多すぎ。


うーん、経過はわりと丁寧でいいんだけど、宗祐(錦戸亮)のキャラはもう完全にネタだなw内館ドラマの登場人物みたいだ。アルバム見てたらドアの隙間から覗き込んでいた、なんてまさにそれ。錦戸君は目が怖いなー(口を開いたら若干がっかり感が否めないんだけどね)。しかしまさか「仕事と僕と、どっちが大事なんだ?」的な台詞が飛び出すとは思わなかったwそんでもって「今日、君を待ってる間に、三本煙草を吸った」とか言って腕の煙草痕を見せつけてくるし。申し訳ないけどこのシーンですげー笑ってしまった。いやだってマジで意味不明だもん。宗祐をここまでネタキャラにして、今後造詣を深くしたりできるんだろーか。と要らん心配をしてしまう。あと病院で殴り始めるのはいくらなんでも不自然ですな。今後の展開につなげるためだとしてもさ。
しかし相変わらず美知留(長澤まさみ)が宗祐を好きでいる理由が不明瞭。まあひとえに「ラブラブな二人」のシーンが少ないからなんだけどさ。「二つの宝物のうちの一つ」とか言われると「へ?」って感じだなあ。美知留がさっさと納得してシェアメイトに、ってならないのはもちろん良いと思うんだけどね。あーあと、瑠可(上野樹里)が父親(平田満)の前でだけ女言葉を使ったりとか、そういう細かいところも良いです。


しかし、美知留が盲目的に宗祐を信じるのは「親から愛情を感じたことが無かった」からだし、宗祐がDVを繰り返すのも親から何か虐待的な事を受けたみたいなことを1話目で示唆してたし、瑠可の母親も出て来ないのが気になるし(来週は出て来てたっぽいけど)タケル(瑛太)も姉らしき人物と確執があったみたいだし……やっぱり家族や家庭環境に原因あり、で片付けられちゃうんだろうか。そういうのはあまり好きじゃないんだけどなあ。家庭環境が満足な状態な人でも、こういう悩みを抱えてる人って居るはずだと思うし。
というわけでタケルに電話をかけてきた女(伊藤裕子)だけど、やっぱり姉か何かなのかな。タケルの悩みが「セックス恐怖症」だってことを考えると、姉から逆レイプっつーか性的虐待みたいな事を受けてたりしたんだろうか。うーん、そこまでいくとちょっと放送コードギリギリかなあ(と思ったけど、「ホカベン」もファザーファッカーネタだったんだよな)。しかしこのドラマは家族間の問題と性的なことが介在してるのが掟なのかね。瑠可なんてもろそうだし、美知留と宗祐も性的といえば性的。あとエリ(水川あさみ)ってもしかしてセックス依存症だったりするのかな。OPのやつとか、今回小倉(山崎樹範)と関係を持っちゃったこととか、なんとなくそんな感じがしてきた。っつーか小倉みたいなタイプの男って一番危なくないか?>浮気をする夫として。


ラストはボコボコにされて美知留がやってきたわけですが、その前宗祐が叩いたのがパーだったのに壮絶違和感……パーであんなになるわけねーだろ、グーだろグー。それともグーじゃいけない理由でもあるのか?