「パンドラ」4

パンドラ 4「罪」
先週分です。これはどうしても遅れがちになるなあ。


いやー、面白いなあ。1時間全然飽きないもんな。これは僕の好きな三大脚本家*1に共通して言えることなんだけど、脇役に平等にきちっと見せ場が与えられてるんだよね。偏りが無いっていうか。脇の脇に徹するかと思ってた人が動きを見せ始めてくると、それだけで「うひょーw」ってなる。「白い巨塔」とか本当いい例だ。で、今回で言うと門脇(上原美佐)と沼部(相島一之)の秘書コンビかなあ。大田黒(國村隼)に仕えるべき秘書が、大田黒の敵とも言える小夜子(小西真奈美)と手を組む、っていう構図が面白いじゃないですかw沼部もいいよいいよー。大田黒との会話をこっそり録音しとくのとかいいよー。メモ用紙を飲み込んじゃうのもいいよいいよーw
ただ脇が濃くて主人公のはずの鈴木(三上博史)の影が薄いなあwそれなりに出番はあるんだけどねえ。でもあの流れの中では愛美(谷村美月)との会話はちょっと退屈と言えなくもない気がしたよ。


あとこのドラマはラスト5分パワーも凄いんだよなw流れに無理なく展開を畳み掛けてくるから凄い。「朋田(平田満)刺される」「門脇が小夜子にチクリ」「太刀川(山本耕史)が記事にする」この引きだとそりゃー次回も見たくなるってもんですよ。緑川(山本圭)もだいぶ揺らいできてるみたいだしー。まあ朋田はまだ死なんでしょうな。なんたって平田満だし。脅そうと思ったらいきなり卑屈になったりぶち切れたり、実はすげーキャラだよな>朋田。
面白いことは面白いんだけどさ、感想が本当書きづらいwあらすじをなぞるような感想しか書けないんだよ(いつもそうじゃん、と言われてしまえば何も言い返せないわけですが)。まーそこらへんも井上由美子っぽいかな。14才の母はツッコミどころ満載だったけどね。

*1:木皿・大森・井上。牧子はベクトルが違うw