「JIN-仁-」第四話

JIN−仁− 第四話「運命と悲劇の再会」


とうとう野風(中谷美紀)登場。いやー中谷さん美しすぎる。もともと綺麗な人だとは思ってたけど、花魁姿がすげー似合うし、何より雰囲気があるよなあ。演技がきちんと艶めかしいもん。表情の作り方もさすがだし、美貌といい佇まいといいまさに『THE女優!』って感じだ。素晴らしいです。
野風の過去自体はまあありがちというか、「さくらん」とまんま同じ感じのストーリーだったんで(「女が唯一下克上できる場所が吉原だ」みたいな台詞もあった気が)正直ふーんだったんだけど、剃刀を持ってやったことが「首を掻っ切る」のではなく「髪を剃り落とす」っていうのが良かったです。ここらへんが野風の強さを物語ってるというか。あと子役が中谷さんにちゃんと似てて良かった。


しかし、どうせ南方先生(大沢たかお)助けちゃうんだから……と思いつつ、頭部に穴を開けて血栓がなかった時はうわーっ! となってしまいましたよ。そりゃ二つも穴開けられりゃ水沢夫人も叫びたくもなるわなw あと血が噴き出てきた時もえらいびびった。
今回は写真が劇的に変化してたんだけど、一体何が原因であんなに変化したんだろう? 特にそういうのは気にしなくていい筋なのかな。野風の貧血を言い当てたからなのか、それとも彦三郎(六平直政)を助けたからなのか……たぶん野風と未来(中谷美紀・二役)が血が繋がっているだろうから、そこらへんで関わってくるんだろうとは思うんだけどさ。しかしあそこまで劇的に変化されると逆に怖いよな。
そういえば恭太郎(小出恵介)が初音(水沢エレナ)に目を奪われてたけど(逆か?)ここらへんでもまだなんか発展していったりするんでしょうか。


しかしキャラクターはみんな可愛いよなあ。妙に生き生きしてる洪庵先生(武田鉄矢)も「いじゅちゅ」「しゅじゅちゅ」な竜馬(内野聖陽)もみんな可愛い。栄さん(麻生祐未)まで可愛く思えてきちゃうのが不思議だw
やっぱ一番可愛いのが咲(綾瀬はるか)だなあ。南方先生と咲のところだけ妙にラブコメしているのが妙に微笑ましくて良いですw


来週はペニシリンを作っちゃうとかなんとか。このドラマ及び原作の上手いところは、歴史に関しても医学に関しても、そこまで明るくない人に対しても分かる範囲で話を進めてるのが上手いなあと思う。だからこそ「えー、ペニシリン作っちゃっていいのかよ!」ってなるわけだし。歴史に関してもそこまで複雑な時代ではないわけだしね。