「JIN-仁-」第八話

JIN-仁- 第八話「歴史の針が変わる」

うーん、今までの回が文句なしにすべて面白いというこのドラマにしては、今回はちょっとトーンダウンしちゃったかな? という感じがしなくもない回でした。いや、面白いことには面白かったんですけどね。キャラの動きも感情の書き方も丁寧だし、そこらへんはすごく好感が持てるんだけど(台詞もいちいち素晴らしい。特に濱口さんが仁先生に向けた台詞は印象的)ただ一時間が長く感じたなー。展開が予定調和気味っていうのもあったんだけど。つーか目が悪いのと病気は何の関係もなかったのねw 本当にただ近眼なだけだったのか。


ただ今までヘタレ三昧だった恭太郎兄ちゃん(小出恵介)のカッコいいところ(情けない姿ではあるけどカッコいいよね。ただ個人的にはもっと情けなくなって欲しかったな、というのもあるんだけど)見れたからいいか。ヘタレヘタレ言ってるけど登場人物の中では一番感情移入しちゃう人なわけだしなー。まあパパンの形見を売りさばくのはどうかと思うけど! そして麻生ママの出番が少なくて寂しいです。小日向さんもちょっと地味めよね。
ゲストに吉沢悠。まあちょっと女形というタイプじゃないかな、という感じはしたかなー。吉沢君は結構好きなんだけどさ。いかんせんあんまり色気がなくて。「おとといきやがれ!」って啖呵もちょっとどうなの、とか思っちゃったり。つーか小出君と吉沢君って演技とか顔の系統が似てる気がする。


というか既に気分はもう来週に飛んでいる……w だってすごい急展開になりそうなんだもん! 竜馬暗殺は時代的に早くね? と思ったけどそうか、歴史が早く動いちゃってるってことかー。それで平成二十二年の十円玉、ってことなんだろうか。写真も気になるしタイムスリップの理由も激しく気になります……そういや最後は映画で、なんて噂はあるけどあれはマジなの?「姑息な手だなー」とか思いつつも、絶対観に行くとは思うけどさ。面白いドラマだとそういう手も許せてしまうw 面白きゃいいんだよ面白きゃ。面白いは正義。