『カールじいさんの空飛ぶ家』

原題は『Up』っていうんですねー。潔い題名だ。


さて肝心の内容ですが、とても面白かったです。動物もかわいかったし。さすがピクサー、ハズレなし。ジブリも真っ青だよな。
冒頭の5分ぐらいのシーンはどうやら結構評判らしいと僕は観終わった後に知ったのですが、確かにかなりクオリティ高いです。セリフがなく淡々と日常描写をしていく様はちょっとオトナ帝国を思い出したり。まあこのシーンでは別に泣けなかったのですが(人が死ぬシーンでは泣けない体質)後半にさしかかる辺りで号泣。「ちょwおまww泣きすぎww」と自分でも思うほどぼろっぼろ泣いてしまいました。もうね、バカかとw


ピクサーお約束の追いかけっこシーンは今回もちゃんとあります。そういった活劇の部分とメッセージ性のある部分がきっちりしてるのがさすが。
あと伏線の張り方と回収の仕方が無理がなくて美しいよね、ピクサーは。見習いたいなあ。あとボス犬の声のやつとか、ああいう部分にすごくセンスを感じる。


惜しむらくは3D。渡されたメガネのせいか、全然飛び出してくれなかった。500円損したのだぜ……


あと本編が始まる前のミニアニメも面白かった。これは良いほのぼの。
とにかく新年一発目の映画としてはすごく良かったです。満足満足。