『魔法少女リリカルなのは The MOVIE 1st』

アニメをきちんと予習して臨みました。元のアニメもどっちかというと敵役の魔法少女フェイト(水樹奈々)に焦点を当てた感じだったのですが、映画は更にそこを強調した感じ。というかフェイトというよりお母さんのプレシア(五十嵐麗)に、って感じですかね。彼女の過去がより多く描かれていて、ラストシーンもよりぐっとくる感じというか。しかしアルフ(桑谷夏子)はやっぱりいい子だった……ちなみに僕が一番ぐっとくるのは共闘するシーンではなく最後の名前を呼ぶシーンでもなく、フェイトがバルディッシュを抱き締めて泣くシーンです。
ストーリーに関しての変更点はそれぐらいですかね。あ、あとなのは(田村ゆかり)に魔法を説明するのがユーノくん(水橋かおり)じゃなくてレイジングハート(ドナ・バーク)になってたのですが、英語を即座に理解できるなのはさん凄すぎですww さすが大学付属小学校生徒。


一番嬉しかったのはやっぱり作画ですかね。元のアニメの作画が結構ひどくて、気合を入れたであろうシーンも妙にぬるぬるした作画でどうも……と思ってたのですが、さすが映画ともなると気合の入れようが違うというか。戦闘シーンにも相当力入ってます。アニメではわりとあっさりと決着がついていたなのはとフェイトの対決にもかなり時間を割いてたし。これだけでも元のアニメが好きな人は必見の価値ありかと。
たぶん元のアニメを観てない人でも楽しめるのではないでしょうか。前半がかなり端折ってますが、まあそれでも結構綺麗に編集してあるので。


関係ないけど本編が始まる前の「虐待を見つけたらすぐに通報を」のCMは本編と絡めているのだろうか……とかどうでもいいことを思ったりw