「八日目の蝉」第2回

八日目の蝉 第2回「エンジェルの家」

檀れいは声が好き。


何か一番怖いって、あの異様な朝の体操でも奇妙な呼び名でもなく、すらすらと嘘を並べたてられる希和子(檀れい)ですよ。いやーあれ怖すぎないか? なんであんなにぱっぱと嘘が出てくるんだよとw そして今回疑問に思ったのが、希和子の恵理菜に対する感情なわけでして。2回目にしてすごく母親らしくなっているというか、子供に対する愛情が描かれてるなと思ったんだけど、仮にもあれって自分を騙した男とその奥さんの子供なわけじゃないですか。それなのにあそこまで愛情を注げるものなんだろうか? だいいち最初だって首を絞めて殺そうとしたまでに憎悪があったはずなのに、そんな簡単に感情がシフトしていくものなのかなあ。そこがすごく気になりました。


あとエンジェルの家が割合を占めていて、ゴミ屋敷の話がちょっと少なすぎる感じがしましたね。深くは語らずにとみ子(倍賞美津子)は過去に何かあったんだろうなあ、と思わせる感じは良かったんだけどなー。せっかく倍賞美津子使ってるのにもったいない。ただ恵理菜を抱くシーンで、そのときのとみ子の表情がすごく良くて、さっすが倍賞美津子だなー! とは思いました。
高畑淳子もいいなあーあの低いトーンが素敵だなあw 来週は泣きじゃくってたけど、とみ子や久美(坂井真紀)のエピソードを見てみるに全体を通して母親と子供の話になっていくのかな。ということは敬子(高畑淳子)も子供のことで何かあったりするんだろうか。
藤田弓子もいいですねえ。ああいう普通のおばちゃんっぽいのが教祖っていうのが妙にリアルな気がするよw しかしキャスト豪華だなー。先週の京野ことみもどうやらあれだけっぽいしね。


正直言うと大きくなった恵理菜(北乃きい)の不倫のごたごたはあまり興味がないなあ。むしろ秋山夫妻の行く末がすごい気になるんですが……