「八日目の蝉」第3回

八日目の蝉 第3回「悲しき女たち」

高畑淳子こえーw


いやあしかし、役者が上手いとやっぱりドラマが引き締まりますね。高畑淳子と坂井真紀の二人の存在感はさすがですな。自分の息子を可愛がってくれていそうな母親を見た久美(坂井真紀)が、「この人なら安心ね」となるんじゃなくて「あんたがあの子の何を知ってるっていうんだ!」ってなるのはすごく感情に素直な感じでよかったです。いやー、せっかくキャスト勢が素晴らしいんだから、毎エピソードにこれぐらい時間割いて欲しいよね。先週のとみ子(倍賞美津子)もそうだし今週のサライ高畑淳子)もそうだけど、エピソードがわりと衝撃的なだけにやっぱりどうも物足りない感じが。全6回だったっけ? それぐらい短いのなら、もっと伸ばしてくれても良かったのになー。原作ではもっと長いんじゃないかな。エンジェルの家がなかなか不気味で好きだったので、本当もったいない感じですw むしろ原作を読みたくなってきちゃったよ。


やーしかし希和子(檀れい)の薫への愛情は常軌を逸したものを感じてしまいますね。あそこまで溺愛できるもんなんだろうか? 立ったときやハイハイしたときのリアクションも凄すぎて、本当の娘だと思い込んでいるのではとさえ思ってしまうよ。
そして希和子を本当の母親だと思ってる薫が一番可哀相だよなあ……この年齢まで一緒にいて母親だと思ってた人が実は誘拐犯だった、なんてきつすぎるだろー。


来週は吉行和子岸谷五朗が参戦。いやーキャスト豪華すぎるだろー! ここまで母と子の話で統一されてるので、この二人はどんなエピソードになっていくか楽しみ。親子役なのかな。