「八日目の蝉」第5回

八日目の蝉 第5回「光の島」

薫「なんで蝉すぐに死んでしまうん?」


希和子(檀れい)の被害者意識がすごいなー。なんであそこまで被害者面できるんだろ? 以前もしかして彼女の中では本当に薫が自分の娘だと思い込んでしまってるんじゃないか、と書いた記憶があるんだけど、マジでそんなような気がしてきましたよ……いつ神様は許してくれるんだろう、なんてモノローグで言ってたけど、むしろなんで許してもらえると思ってるのかとw なんか罪の意識があまりにもなさすぎるんだよねー。もっと秋山家の話を〜とか行ったけど、むしろ無かった方が良かったのかもしれんのう。あったらあったで比重が秋山家に傾きすぎてしまうもん。最初に秋山夫妻を思いっきり悪者にしたのは正解だったですね。
それとも本当に希和子は自分の娘だと思ってるという設定なんだろうか? でもそうするとモノローグとか写真を見て慌てたりとかする行動と差異が出てきてしまうんだよね。浅野さん(脚本)の意図するところがよく分からん……


というわけで今回はとうとう捕まってしまいました。ここらへんは素直にはらはらしたかな。正直他のエピソードは個人的にはいまいちだったんだけど。ただ希和子が可哀相なんじゃなくて薫が可哀相なんだよな……無邪気に偽の母を信じてるあたりがなんともつらい。6歳?ぐらいだっけ? その年まで母親だと信じていた人といきなり離されて、それで知らない人を「本当の母親だ」と言われてもなあ、って感じだよね。もしかしてそのせいで記憶をシャットアウトしてしまったんだろうか。


来週は薫、というか恵理菜(北乃きい)メインの話になってくんですかね。これでようやく秋山家が描かれるわけか……とりあえず希和子がきちんと罪を認めてくれるラストにしてほしいです、捕まるとかそういった意味ではなくてね。