「うぬぼれ刑事」総括

いやー何も考えず頭空っぽにして見れるってのは素敵ですなー。面白かった、最終回まできっちり面白かったです。昨日も同じこと書いたけど、クドカンブランドに若干辟易してる身なので最初は「どうせすぐネタ切れになっちゃうんじゃねーのぉ?」と斜に構えていたのですが、毎回毎回パターン変えてきててよかったなあ。事件内容も結構シビアなものが多く、後半になればなるほど事件の動機が理不尽なものになってくのも怖かった。妻が綺麗になるのが面白くて毒を渡す女とか、妻に頼まれて夫を殺す愛人とか、娘に殺されると思って娘の友人を殺す母親とか、おいおい洒落になんねーよってのが多くてw あとゲストの女の人が大抵、うぬぼれ(長瀬智也)以外にちゃんと他に好きな人がいる、っていうのも毒があって面白かったですね。最後に今までのゲストがだーっと流れたけど、やっぱり豪華キャストだなぁとうっとり。
最終回もなかなかシビアでしたねー。冴木(荒川良々)救われなさすぎ……とりあえずああいう終わり方をしたってことは続編は期待できなくて、それがちょっと残念かなー。というか最後のダンスはむちゃくちゃ嬉しかった! テンションあがった! そして、「あーGM先越されちゃったねえ」とも思ったw あと若菜ちゃんにもテンション上がったw なんか久々に見たなー。
あ、あとうぬぼれの本名もきっちり明かしてくれましたね。まあマンハッタンの店長とかキャッツアイのアニとか、クドカンこういうネタ好きみたいだけど、正直最後に明かされても「……で?」って感じなんだよなあw


キャラクターはみんな魅力的だったんだけど、個人的には「中井貴一の中を穴にしたら? はい、」穴井貴一(矢作兼)とサダメっち(生田斗真)が好きだったかなー。矢作のあのテンポは独特で面白かったなぁ。あとサダメっちの「あ、はい!」は「ヘイヘイヘイヘ〜イ♪」並に耳に残るw あのバカキャラは可愛くてよかったなー。生田くんちょっと好きになりました。バカキャラとして長瀬の跡をきっちり継いでって欲しいw
個人的には松岡(要潤)の影が薄めだったのが残念かも。あとバーのママ(森下愛子)は出番が少なめで残念だったようー。結構好きなキャラだったのにぃ。「豊胸手術してやろうか!」にはむっちゃ笑ったw


というわけで3ヶ月きっちり楽しませていただきました。こういう頭空っぽにして見れるドラマって素敵だよねえ(二回目)。