「10年先も君に恋して」総括

やっぱり大森美香は良いなあ〜。月9? そんなもん知らん! 以上!


で終わらせるのはさすがにあれなのでw でもよかったなあー、最終回まで含めてきっちり出来ていたドラマだったと思います。まず上戸ちゃんがきちんとかわいかったのが大きかったかと。個人的に彼女はちょっと苦手なんですがw でもそれでもこのドラマではすごくかわいかったし。やっぱり面白いドラマっていうのは役者を魅力的に見せるものなんですよ! 実生活がアレな(笑)内野さんも良かった、現在博も未来博(内野聖陽・二役)も、どっちも魅力的だった。しかしあれよなー、大森美香って理屈っぽい男好きだよなーw それに可愛げがあるあたり、さすがだなあと思うわけです。あと大森美香の魅力といえば会話だよな! 今回も会話が魅力的で、というか登場人物が魅力的で。比べてしまうのはあれなんだけど、この前の『天使のわけまえ』では登場人物がやたら散漫な印象だったけど、このドラマでは里花(上戸彩)と博をメインに、その周りの人々が関わりすぎずきっちり書かれてて、最終回までみんな丁寧に描かれているのが好印象でした。


最終回は未来博の「認めよう。俺は結局もう一度君に恋するために、未来からやってきたんだ」がうわああああああああああっとなりましたよ! 不覚にもあの一連のシーンにはうるうるっときてしまったもん! 終わり方も分かりやすいハッピーエンドじゃなくて、未来に馳せる感じで良かったですねえ。ただ手紙はちょっと……と思ってしまった。いや、あれ単体だったらよかったんだけど、その前に濱田先生(渡辺えり)の「本当に大事なことは心に取っておく」っていう台詞があったからさ。手紙と小説はまた違うのかもしれないけど……でも、手紙で自分の心を取り戻すんじゃなくて、過去に戻った博の言葉とかそういうので自分の過去を思い出して……とか、消えたはずの記憶が……とかでもよかったんじゃなかったかなーなんて。ちょっと甘い考え方すぎるかしらw そいえば濱田先生が最後ちょっとデレましたね、誰得なんだって感じではあるけどさw


というわけで俺はやっぱり大森美香のドラマが好きなんだなー、と思わされた作品でした! 今は亡きNHKの夜帯ドラマを思い出す感じの、ほのぼのドラマだったよー。おもしろかったー!