「anego」#5

anego 第5話「プロポーズ」
ほんとーーーーに仕事しない会社だな、ここは! 人のメールは覗き込むわ、「官僚夫人」って会社全員で騒ぎ立てるわ。みんな暇そうだ。

ていうか今更だけど、明彦(赤西仁)があそこまで奈央子(篠原涼子)に固執する理由が分からんですよ。一緒にいれば楽しいけど、10歳上の女とは付き合いたくないし、奈央子に結婚はして欲しくないけど、自分はもっと遊びたい・・・って、総合すると「奈央子とは遊びの関係で、深い関係にはならず、自分は楽していたい」ってことですよね。ほんと、すっげえ勝手だ。絵里子(ともさかりえ)の言葉を翔一(加藤雅也)にばらしちゃうし。まあおかげで面白そうな感じになってきたんですけどねー。

あとやっぱり奈央子は「アネゴ」っぽくない。妙に前向きすぎず、くよくよ後悔したり断ち切れなかったりするところは人間くさくていいんですけど、やっぱり「アネゴ」の器じゃない気がするんですよねー。斉藤(神保悟志)の女(板谷由夏)に同情しちゃうし。奈央子のキャラは嫌いじゃないですけど、アネゴとしては微妙だなあ。

そして今回は完全無欠キャラだった博美(戸田菜穂)も妙に人間くさく。いつも冷静だったのに慌てまくったり、不倫を断ち切ったはずだったのにまた関係持っちゃったり。でもやっぱり淡々としてるのがいいなあ。前も書いたけど、よっぽど博美のほうが「アネゴ」っぽい。

そーれーでー、プロポーズ受けちゃいましたよ、奈央子さん! でも多分あとで駄目になるんだろうなあ。って思ったらやっぱり、断る展開になっちゃいましたよ。でもほんとすっごい失礼ですよ、相手に。だって相手だって決死の思いでプロポーズしたわけですからねー、いくら女がいる男でも。なんか正統派なこと言ってた気がしたけど、結局はそういうことですよね? まあ斉藤さんもハッピーエンドみたいで、結果オーライなんでしょうかねえ。

あとは一言つっこみ。
・それにしても展開が遅いなあ。
・ロッキーのテーマが無駄に使われているような気がしてならないです。
・明彦との絡みはもういいよ・・・
・来週は絵里子のうざさが爆発しそうで楽しみだ!