「汚れた舌」最終回 その2

さて、無事にタイドラも見終わったことだし、時間があるうちに書いちゃいたいと思います。しかしまだタイドラの余韻が残ってるのに、このドラマの感想を書くのって変な気分だな(^^;

それにしてもちょっとショックだなあ。「内館牧子は脚本家を辞めろ」的発言を某所で発見。人それぞれの感性ですから面白い面白くないの感想にケチをつける気はないけど、ちょっとこの発言はショックかも。
内館牧子女史にはもっと深いドロドロを書いて欲しいかも。今回の「汚れた舌」はちょっと浅すぎでしたね。エッセイとか読む限りかなり人間心理を理解されている方だと思うので、もっと深く掘り下げて書ける方だと思うんですけどねえ。買いかぶりすぎ?
あとやっぱりしょっぱなっからテンションあげすぎなのが失敗だと。その点「年下の男」はスローペースからだんだんと加速度がついていく感じが心地良かった。あのドラマで牧子ファンになったんだもんなあ。

さてそれでは印象に残ったセリフをあげていきますが、わりと少なめです。映像的に「アイタタタター」だったのは一人線香花火・いきなり泣き出す大川(堀部圭亮)・千夏ゴミ袋ダイブぐらいですかね。あとみっちゃんが北海道に行くって言ったときと、杏梨が離婚するって言ったときの弘子ねえさんの表情の変化が素晴らしく素敵でした。
弘子「杏梨は何でも貪るの! 他人から欲求したがる幼稚な女なのよ!」
杏梨「お母さんのこと好き?」「ほんとに?」可哀想な亜子ちゃん・・・
弘子「品性があっちゃ復讐なんて出来ないわ!」
耕平「頭の悪い女だ吐き気がするよ!」
白川「3歳の少女でも90のばあさんでもエロティック」って、あんた・・・
弘子「純粋な男と少年っぽい男が一番始末に悪いのよ!」

ま、今回このドラマで言いたかったことは「軸がなければ結婚しようが仕事一筋で生きようが無駄に終わる」ってことですよね。なんだかんだ言って、次回作期待してますよ。