「あいのうた」第2話

あいのうた 第2話「私に、幸せは似合わない!」
「美穂って名前って雰囲気」って、柳沼ちゃん(成宮寛貴)ったら〜。

いいんでない、いいんでな〜い?「1リットルの涙」はまだ2回目録画したの見てないからなんともいえないけど、僕はこっちのほうが泣けそうかも。岡田脚本、久々のヒットだな〜。「イグアナの娘」以来?(古!)
なんていうか、妙にジメジメどんよりしてないのがいい。からっとしてて、コメディと泣かせる部分のバランスがすごくいい。泣かせるところは結構ありきたりなシーンなんだけどね〜、泣けちゃうんだよなぜか。脚本はもとより、菅野ちゃんと演出の力が大きいかと。菅野ちゃんはやっぱり泣かせる演技をさせたらピカイチですね。だけど、ラストシーンよりも洋子(菅野美穂)と亜希(山内菜々)がお互いに「好きな物」を交換するところのほうがうるうるきてしまった。

あと、登場人物のキャラがはっきりしてて面白い。「恋セヨ乙女」で思ったけど、岡田さんって登場人物のキャラ立たせるの得意ですよね〜。洋子・柳沼・房子(和久井映見)の三角関係がいい感じ。柳沼のアプローチをことごとく(無意識に)かわす洋子が面白い。和久井ちゃんの服は奇妙な感じで房子のキャラにあっててこれまたいい。

そして今回印象的だったシーンは、洋子の名前の由来のシーン。「市役所のおばちゃんから取った」っていうエピソードも衝撃だったけど、「愛ちゃん」と自分の比較のシーンが痛々しかった。でも来週は早くもばれちゃうみたいで、もう洋子は「愛ちゃん」とは呼ばれなくなるのか? それとも房子と柳沼だけが知ってて、片岡(玉置浩二)は知らないままなのかな。

えーと、なんか絶賛してばっかなので、ちょっとダメ出しを。玉置さんの演技がちょっと微妙なんだよなあ。先週見られなかった川でのラストシーンも、なんか玉置さんの演技が気になってしまった。周りが芸達者な人たちだけに、特にね。