「大奥」第二話

大奥 第二話「伏魔殿」
女相撲ってほんとにあったの? すごい迫力なんだけど。

今日は綱吉(谷原章介)の過去(というにはちょっと大げさか)・安子(内山理名)と成住(田辺誠一)の別離・安子ご懐妊の回。成住はやっぱりあのあと処刑されちゃったのかな。ということは田辺さんはもうお役御免?

小池栄子の眉に早くも慣れてきた模様。なんか顔のインパクトにごまかされてましたが、小池栄子ってあんまり迫力ないねー。演技はそんな下手じゃないと思うんだけどな。ただ、ネチネチした役よりもサバサバした役の方があってると思われ。
それに反して、意外に役にあってるのが藤原紀香出来立て飲むか(ふ、古い・・・)今まで台詞がなかった分、今回は長台詞を一気にぺらぺらと。「大奥に女が一人来るたび、女の骸が一つ増える」って、怖いなー。信子(藤原紀香)は一見安子の味方みたいだけど、実は一番腹黒い人なんですよね。桂昌院江波杏子)はもう言わずもがな。怖すぎ。

そして今回は綱吉の人間的部分が露見されたわけですが、まさか雷が怖いとは。綱吉は人の感情が分からない人なんですねー。例の行動は、阿久里(萬田久子)を喜ばせるためにやったことだったんだ。うーん、でもあんまり同情できないなあ。安子と成住を会わせたのも二人に同情してからだったからなのかもしれないけど、どーもいやみでやったことだとしか思えませんでした。でもまあ「ただのいやな奴」っていうキャラじゃなくてよかった。人間的にはかけているものがあると思いますが。

そして、安子が懐妊したことを知って取り入ろうとする柳沢(北村一輝)が何かたくらんでそうで楽しみ。でもそのせいで染子(貫地谷しほり)に何かよからぬことが起こるみたい。そして、のちの大奥取締役の右衛門左(高岡早紀)が登場〜。期待してますよ、高岡さん。

しかし、「内山理名が主演ってどうなの?」って始まる前は思ってましたが、こうまで濃い面々がそろってると逆に地味でいいかも。内山理名は時代劇向きの女優だと思う。なんとなく。