「大奥」第三話

大奥 第三話「仇の子」
美吉野(山口香緒里)「あのおみ足で踏まれたい〜(はあと)」って、そういう趣味なの?

今日もなかなか見ごたえがある回でした。一話、二話と安子(内山理名)の近しい人がどんどん死んでいってしまったので、今回成貞(平泉成)が階段から落ちたとき「死んじゃうの!?」って思ったけど生きてて良かったです。平泉さんはほんっとなぜか哀愁を誘うなあ。あの舞のシーンで笑いものにされるシーンも可哀想だった。あれも綱吉(谷原章介)は悪気はなかった行為なのかもしれないけど。

色んな人に守られて自分が今生きているということを知った安子がお伝(小池栄子)に真っ向対決を挑むと決心。廊下でのすれ違いシーンは大奥シリーズの見所ですよね〜。あのBGMもいい感じ。安子がどんどんしたたかになってきて、右衛門左(高岡早紀)も加入してきて、女の戦いがますますヒートアップしそうな感じ。しかし高岡早紀、あんな演技下手でしたっけ……「感情の薄い女」の役なのかもしれないけどただの「抑揚のない女」にしか見えないんだよなあ。

大奥で唯一まともな女(多分)・染子(貫地谷しほり)が綱吉の毒牙に。ナレーションで「この一度の逢瀬がのちの大奥を揺るがす」なんていうから妊娠したのかと思ったけど、違うんですね。お伝に安子を転ばせるように仕向けたり、柳沢(北村一輝)は何を考えているでしょうか。ちょっと染子は可哀想だったな。今後、染子の行動にも期待。

一応今のところ安子の味方みたいな御台所(藤原紀香)ですが、実は一番腹黒いんですよね? 今のところ出番は少ないですが、先週の「骸が〜」と同じく、「この大奥では、笑われて泣き寝入りをするか、勝って笑うかのどちらかなのです!!」と言ってることは心理をついてて素敵。

なんと来週は右衛門左が綱吉に気に入られて、側室に。ええぇーー! 本当にそういうことってあったの? 大奥取締役が側室になるなんてー。しかし手の早い将軍様だこと。