「あいのうた」第4話

あいのうた 第4話「ついに嘘がばれちゃった!?」
うーむ、今日もまた食い入るように見てしまった。

ストーリー的には大したことないんですよね実は。いや、たいしたことはないって言ったら語弊があるか。いや、もちろん面白いんですよ、ただ、福引きで洋子(菅野美穂)が地元の温泉旅行引き当てて、そのうえそこで本当の愛ちゃん(乙葉)に会うってのはすごい偶然でかなり「ドラマ!」って感じなんですよねー。ただ、そのストーリーの中に基づく人々の感情が巧みに書かれていること、演出、そして役者さんの演技がすごいいいので、いい作品に仕上がってるんだと思います。

それにしてもやっぱり洋子&房子(和久井映見)コンビはいい。ひねくれ者と不思議ちゃんの台詞の掛け合いが面白いです。
今日の菅野ちゃんはおこげ食べたあとにちょっと笑顔になったのに萌え。こういう表情、ほんと菅野ちゃんは自然でうまいなあと思いますよ僕は。ファンのひいき目じゃないはずさ。あと帽子かぶって「がおー」とかやったりこっそり亜希(山内菜々)に川の名前教えたりするのがかわいかった。

小学校のころの同級生の記憶なんてかなり薄いと思うのですが、それでもこのドラマでは愛ちゃんに自分の存在を覚えてもらえていなかった洋子の痛みがひしひしと。それから「愛なんてくそくらえじゃ!」と激昂してしまうシーンまでの経緯もナチュラルでした。だけど覚えてもらってても「陰湿な子」「いるだけで店の中が暗くなる」「高校生のとき死んだんじゃなかったっけ?」っていう記憶は痛いよなあ。でも柳沼(成宮寛貴)の場合は同情からくる愛情だと思うんだけどどうでしょう。あ、あとあの「死んだんじゃなかったっけ?」とのたまいやがったオバ2は幼少時代の子とめっちゃマッチしてて笑った。ていうか、どーみても菅野ちゃんと同い年には見えないのですが彼女たち。

病気の症状が見え始めた優二(玉置浩二)さすがに来週では死なないと思うけど、せいぜい入院ぐらいかな。そうそう、優二が「あと20年若かったら愛ちゃんに惚れてたよ。あ、それだったら俺のほうが年下か!」ってのにちょっとひっかかりを。洋子の歳って一応推定はされたけど分かってはないんですよね? それなのにこの言い方は変だなあと。もしかしたら優二はひそかに洋子のことを調べてて、実は本名や実年齢も知っていて、その伏線かなあと思ったんですが……深読みしすぎですかね。

それにしても飯塚(小日向文世)の扱いがいつにも増してひどかったですな。「一番最初に話すのが飯塚さんってのがちょっと」「余計なもの視界に入れたくないんです」「これ(魚のお頭)飯塚さんに似てるー。あ、死んじゃった」「それはもう死んでるんだよ」と、言われ放題。「あれ? 僕ってそういうポジションなの?」と今更気づいた飯塚さん萌え(ぇ

しかし今日のレビューなげえな! はまってる証拠。