「小早川伸木の恋」第2話

小早川伸木の恋 第2話「女とは、そういうもの」
みすず役の子の喋り方って、最近の子役にしてはふにゃっとしてる。可愛いけど。


もう笑っちゃうぐらいフィーバーしてる妙子(片瀬那奈)。さっさと離婚しちゃえよ……
そしてカナ(紺野まひる)。第1話に比べれば、ちょっとウザさはなりを潜めたかな。ただ、「結婚とか、男とか、恋とか、そういうのに一切興味ないんです」とか言う女に限って、危ない気がするのは僕だけでしょうか。仁志(藤木直人)は「あの女はやめておいたほうがいい」って言うし、カナは伸木に会ってないって嘘つくし。訳の分からない女だ。彼女の友人が言ってましたが、「散々探し回ってたのに、会った途端そっけなく帰る」っていうのって、別にキュン♪ともなんともしないんですけど……不思議ちゃんキャラにすればいいってもんじゃないよー。
ウザいといえば沼津(大泉洋)。あんなメール送ったら、こいつこそやばい立場になるんじゃないかと思ったら、必殺・雲隠れ忍法だよ。卑怯だなあ。それで自分はいいことしたつもりなのか? ま、意外に義理堅い竹林先生(谷原章介)のおかげでこの件は一件落着したわけですが。
意外な人物といえば、添田さより(市毛良枝)。なんだか怪しげだと思ってたら、美村(古谷一行)の愛人とは。市毛さんって昔「お嫁さんにしたい女優NO.1」に選ばれたこともあって、良妻賢母のいいお母さん&奥さん、ってイメージがあるので、こういう役は新鮮だなー。


さ、では最後に妙子のウザい行動を振り返ってみたいと思います。


・「この扉は私の心と同じよ! 開けたかったら、愛情の証拠を見せてよ!!」と、家の鍵を勝手に取り替える女。こんな妻いやだーーー!

・娘に「ぞくぞくしちゃうの」とかって自分の夫のことを惚気る母親って気持ち悪い……

・電柱に嫉妬する女って、可愛いか? 伸木よ。

・しかしこの人は寒そうな格好してますね……

・円満解決したと思った翌朝に「浮気してるでしょ?」……訳が分からん。そして、笑顔が怖い。

・題名の「女とは、そういうもの」って妙子のこと? ということはあれですか、女って奴はプロポーズ記念日をすっぽかして仕事に走った夫を家から締め出すわけですか。そして、いちいちプロポーズした場所に行って、プロポーズの言葉をもう一度吐かないと夫は許してもらえないわけなんですか。と、揚げ足を取ってみる。
しかし、こういう「男って○○」「女って○○」っていう偏見は僕、嫌いです。このドラマのレビューでよく見かけた言葉に「カナみたいな女は、女は嫌いだけど、男は好きになるかもしれない」という感想。いやいやいや、僕は少なくともああいう女は嫌いですよ、と。そうやってひとくくりにされるのは、あまりいい気分がしないなーと思った回でした。