「けものみち」第七章

けものみち 第七章「麻布の女帝、衝撃の死」
サブタイトルに「女帝」だの「愛人」だのつけるの好きですねえ。


超ネタバレなサブタイトルなんですけど、僕これ見てなかったんで、まさか米子(若村麻由美)が死ぬとは思ってなかったんでびっくりしました。鬼頭(平幹二朗)は毒を盛ったのが米子だと気づき、黒谷(前川泰之)に「米子を殺せ」と命令する。それを悟った米子は、包丁を持つ黒谷に自ら突進していくんですね〜。最後まで鬼頭の忠実な愛人だったというわけですね、彼女は。しかし、米子がいなくなっちゃうのはショックだなああ。
しかし鬼頭さんは死にかけてるわりにはお元気ですねえ。目を「カァーン!!!!」という効果音とともに見開いた時はめっちゃびびったよ! まったくもう。


他はもう謎だらけで何が何やら分かりません。とりあえず一番のワルは小滝(佐藤浩市)らしい。間宮(長谷川朝晴)も小滝と繋がってたのか? しかし、美代子(星野真里)はちゃっかり間宮と付き合ってたのか……今でこそ偉そうな口利いてたけど、すぐに駄目になりそうな気がしますよ。美代子は今後のストーリーに深く関わっていくのだろうか。あと初音(東ちづる)さんは宝仙閣を閉めちゃうそうで。あらら。


しかし本当に分からないことだらけで頭の中「???」状態です。光恵(田丸麻紀)は奈々美(上原美佐)に何をさせようとしてるんだ? なんで小滝はあの写真に写ってたんだ? 小滝と長谷川は繋がっているのか? 長谷川は何を知ってるんだ?……と疑問点ばかりで、「え? え? うそ、そうなの? へー」みたいな感じで1時間終わってしまいました。
とりあえず久恒(仲村トオル)は民子(米倉涼子)と手を組むらしい。久恒がどうして家族を捨ててまで鬼頭にこだわるのかが正直分かりかねるのですが……最終的には小滝たちVS民子&久恒、という構図になるのかな。秦野(吹越満)に小滝は「あなたにもそろそろ決めてもらわないと。麻布か、私か」と詰め寄っていたけど、普通に考えたら鬼頭につくのがもちろん有利……なんですけど、鬼頭は老い先短いようだからなあ。しかし、鬼頭が死んだら後継者は誰になるんでしょう。まさか民子? もしかしたら小滝は、鬼頭の後釜を狙って民子を潜り込ませたのでは? と思ったのですが……もしかして米子が民子に嫉妬して、鬼頭に何かしでかしたりするのも計算の内だったりして。


まあとりあえず今回はよく分からないまま1話が終わっちゃったんで、来週に期待です。米子さんの穴を埋めてもらわないとねー。