「週末婚」Vol.4&5

まだまだ「週末婚」という単語が出てこないドラマ「週末婚」。登場人物がますますフィーバーしちゃってます。


週末婚 Vol.4「月子の大逆襲始まる」
大逆襲は1話のラストでしてると思うんですが。


しかし、今更ですけど、なーんか古臭い感じのするドラマですよね。まだ7年前なのに……主題歌と演出のせいだろうか。
陽子(松下由樹)に呼び出され、豹(沢村一樹)と理加子(川原亜矢子)と鉢合わせしてしまうことになる月子(永作博美)。まあ、すぐ飛び出さなかっただけオトナになったかもしれん(偉そうに)。そのあと月子の策略で純(阿部寛)と豹のパパママにずたぼろに嫌われた陽子は、「もう月子には復讐しない」と誓う。なんか陽子さんがおとなしいと気持ち悪いんですけどお……と思ったら、最後の方で悪人顔になってました。決心揺らぐの早!


・月子の手を握る理加子。なんか川原さんがやるとレズっぽいな……

・なんでもかんでもすぐ豹と理加子の話に結び付けようとする陽子さん

・お父さん「やり返せ! みじめな思いさせられたんだろう? なら、やり返せ。みじめにさせられたときだけは、我慢するな」
お父さんまでそんな……泣けるなあ。

・泣きながら寿司食う月子。内館ドラマ恒例・貪り食いシーン。

・「妹は何かあると、死にたがるんです死にたがるんです死にたがるんです……」陽子の台詞リフレイン。これは笑った。

・月子が包丁持ってて航一(仲村トオル)「馬鹿! 何度やったら気が済むんだ!」って……なんか笑えた。

・月子「初めて姉にやり返そうと思いました」初めてじゃなくね?

・月子、純豹パパママに
「もう大丈夫だと思います、あれだけ見境なく遊べばもう飽きたのでは……あっ」
「私も反省しているんです、何もあそこまで全て暴露することはなかったと」
「今ではもうすっかり病気も治りましたから……」
傘もわざと忘れていくあたり、ぬかりがありません。*1浅井姉妹、二人そろって恐ろしい子達!!(by姫川さん@ガラかめ)

・陽子「純、まさか月子と……」また始まったよ!!

・純豹ママ「陽子さんこそ出歩いてないの? 純を待っているだけじゃ退屈でしょう。昔からのお友達もいらっしゃるんでしょう?……色々」

・陽子「お嫁さんは〜……子供を産まん〜……♪」なんかこの歌怖いんですけど。

・月子「いや。いいわ、私一人で(ボートに)乗るから」駄々っ子かよ。

・月子「私の仕返しは、帰って姉を幸せにしたのです。お笑いです」出た、「お笑いです」。

・「いつも〜〜どうしてだろお〜〜〜♪」のBGM、今日は純と陽子のシーンで? と思ったら、やっぱり豹と理加子のシーンで流れてたよ。

・「月子は哀れだと思うけど、あの子が幸せになる権利ないわ……」デビル陽子、復活!

・航一「じゃあいっそ、俺と付き合うか」な、なんでそーなるのっ?

・月子「付き合えません」
航一「そうか。じゃあ」この切り返しの早さがすげえ!
月子「明日から、一緒に暮らしてください」
何度見てもこのシーンは「えええ!?」って思ってしまう。付き合わないけど同棲はするって、どんな発想だよ。

・本日のラストシーン、月子と航一がキスをしているところに現れる豹。豹もさあ、会わないって決めて、ばっさり見切りをつけたほうが自分のためでも月子のためでもあるって。豹は体育会系で前に進めない、っていう性格のくせに、優柔不断すぎるよ。




週末婚 Vol.5「張りめぐらされた罠」
理加子は物分りよすぎてちょっとアレだなあ。なんか野島作品の都合のいい女とは別の意味での都合のいい女だ。でもなんか裏がありそうで怖いんですけど……
とりあえず豹にだんだんムカついてきました。なんか一番わがままじゃないか、この人?


・帰ろうとする航一に月子、豹に聞こえるように「泊まるって言ったじゃない」

・「彼のことも俺のことも馬鹿にしてるよ」そうそう、月子にはこうやってガツンと言ってくれる人がいないと。

・月子「私はあなた(航一)に何の感情も抱いていません」それなのに付き合うっつーのもすごいよ。うん。

・純豹ママ「ふしだらは陽子さんだけでたくさん!」

戸川京子「浅井さん、今日は風邪でお休みするって言ってましたあ〜♪」なんか妙に含みのある言い方だったけど、何か意味があるの?

・彼氏の部屋を親に片付けさせるってのはどうよ、月子さん……しかしいきなり脱ぎだしたお父さん(織本順吉)にびっくりしたよ! 何すんのかと思った。

・両親の前で妹を「いやらしい」呼ばわりする陽子。親不孝者め!

・「年金出たら、いい服買おうね」お、お母さん(根岸季衣)……。゚(゚´Д`゚)゚。

・航一「僕と彼女はまだ上司と部下の関係です」上司と部下がキスするかあ? ええ?

・陽子「奥さん奥さん……私の名前なんてないのと一緒……奥さんという名のお手伝いさん……」と、卵ぐしゃっ! と握り潰し。仕事に生きている同い年の女を見て「自分はなんでこんなことをしなくちゃならないんだ?」と思ったようですが、だってそれ自分で選んだ道ですから……計画妊娠までして。で、「月子だけそんないい目にあうなんて、許せない」と来たもんだ。

・陽子「私の幸せぶち壊した月子、絶対に幸せになんかさせない……」この人の執着心にはある意味尊敬する。マジで。

・航一は表ではクールなのに、実は部屋が汚かったり愚痴っぽかったり、そのギャップに女の人は萌えるんでしょうねえ、きっと。

・月子「一番いい復讐の方法が見つかったの。お姉ちゃんより幸せになることよ」これがこのドラマのテーマですな。「私より不幸でいて」ってやつですな。

・BGM「恋しくてぇ〜〜そばにぃ〜〜」今回は豹と理加子のシーンじゃなかったよ!!

・陽子、豹に「ビールでも飲む?」って、真っ昼間っからですか。

・純さんは陽子さんの性格を熟知してるなら、「月ちゃんと矢作さんが矢作さんの両親と一緒にコンサートに行く」なんて言うなよー。なんか月子の情報はほとんどこの人の口から伝わっているような気がする。ダメじゃん。

・陽子「寝た子を叩き起こしてやる……」と言って、豹に「7時半ぐらいに美容院が終わるから、会ってみたら?」と電話。「絶対に行く……」と言ってほくそ笑む松下さんの顔が怖すぎです。

・本日のラストシーン、航一と彼の両親とのコンサートに行く途中、陽子の策略で豹に襲われる月子。「ヅヅンヅヅンヅヅン、ヅンヅン♪」っていうBGM(こ、これじゃ分からないか……)とケータイの着信音が重なっているのは面白かった。しかし豹もさることながら、月子も優柔不断だよねー。本当に嫌だったら、あそこで蹴り飛ばすなり舌噛み切るなり出来たでしょーが。まったくもう。

*1:実は何故わざと忘れたのかよく分かってないんですけどね