「週末婚」Vol.10&Vol.11

昨日はなぜか渡鬼やってたんで*11日ぶり。もう10話か。でもこれ13話まであるんだよね、確か。なげえなあ。
あ、余談ですが明日は休みなので、リアルタイム更新やる予定です。一度内館ドラマでやってみたかったんですよー。実況板とかすげえ盛り上がってるしね。っていうか、レビューを書く時間が惜しいという理由でもあるんですが……アンテナうざかったらすいません。
あ、フジパン本仕込みに陽子さん(松下由樹)がまた出てました。「ふがっ」って言ってました。


週末婚 Vol.10「女子トイレの対決!」
どんどん雑多的な展開になっていきますううう。


題名の女子トイレのシーン、好きなんですよねえ。月子が久々に言い負かすシーンだからだろうか。なんか月子は別に好きじゃないんだけど(むしろ嫌い)、月子が陽子を言い負かすとすかっとする。


・咄嗟に同じように土下座する陽子。さすが、頭の回転が速いお人だ。
有坂「負けたぁ〜かっこよすぎるよお姉さん!」戸川「かっこ悪すぎるよ、妹さん」

・月子NA「男ってずるいと思いました。何も知らない女を可愛いという一方で、地獄を見た女に安らぐのです」

・「おかわり」をお母さん(根岸季衣)に無視されるお父さん(織本順吉)。かわゆい。

・なんか今日の松下さんは一段とおっぱいが大きいような。生理前?(死

・月子NA「奇妙でした。自宅から会社までとは違う、定期券でした」って、目ざといなー、月子(永作博美)。

・航一(仲村トオル)「能力のない人間に努力されるのが、一番困ります」ぐさっ!!ときたよ。ううう。

・「姉は普通の、平々凡々な単なる主婦ですよお。今だけパートで、ちょっと手伝い仕事やってもらってるんです」
「姉は……ごく普通の人間ですから、普通の幸せな結婚をしています」
と月子に言われ、逆上した陽子。そして、女子トイレで……
陽子「何あの言い方! 平々凡々以下の月子に、普通だの手伝い仕事だって言われたくないわ!」
月子「あら……私間違ったこと言ってないと思うわよ。お姉ちゃんは誰が見たって、どこにでもいる普通の主婦で、パートのおばさんよ」
陽子、月子を平手打ち! ひええ〜。
陽子「自分は普通じゃないって言うわけ? 誰でも考え付くような、クッキーの空き箱で仕切りを作りましょうみたいな収納の話をして、ハドルコーディネーターなんていかがわしい名前つけられて、普通じゃないっていい気になってるの? 週末婚に踏み切っただけで、すっかりキャリアガールの気でいるの!?」
月子「……馬鹿みたい……何ムキになってんの? 私は普通が悪いなんて何一つ言ってないわよ。普通の方がずっといいって言ってるの!……週末婚を自分から言い出しておきながら、うまくできなくてすごく辛かった。普通がよかったって何度も思ったわ! でも……やっと分かった。週末婚は、やっぱり今の世の中じゃ普通じゃないの。開き直って、面白がって、うんと行動半径広げるわ。そう思ったら、そこらの普通のおばさんが恨むことに恨んでられないの!……お姉ちゃん、航一といくらでもべたべたして。あたしの仕事のことも馬鹿にして。私はへっちゃら。私は、お姉ちゃんと違って普通じゃないんだから。もういらないわ」
陽子「……そう。私、コンペに出すまで契約延長して欲しいって部長に頼まれたの、申し訳ないけどまだまだいるわよ」
月子「……へえ。嬉しかったでしょ。翻訳の仕事は他にもあるにしろ、こんな条件でちやほやしてくれるとこなんてありっこないもんね」
陽子「えーえ、嬉しかったわあ。だって、退屈したときに、これほど面白い会社はないもの。退屈したら、そのたんびに辞めますって言って、お宅の旦那に土下座させようかと思って! パートのおばさんに土下座する夫を持つってどういう気持ち!?」
月子「……人の旦那より、自分の旦那の方気をつけた方がいいわよ」
陽子「え?」
月子「またなんかありそうよ。……ねえ、次々に秘密を作る旦那を持つってどういう気持ち?」

・(そのやり取りを見て)有坂「こっわ〜〜」戸川「おもしろ〜〜」と、このお二人が視聴者の気持ちを代弁してくれました。まさに怖面白い。

・部下二人、航一をボコボコに。航一も言ってたけど、あんたら、仕事外されただけで毎回そんなに荒れてたら世話ないぞ。

・ホテル街をうろつく月子と豹(沢村一樹)。だーっ、もお、未練がましいヤローどもだなっ!!

・月子NA「何故か抱かれたいと思いました」月子ナレーション、今日は冴えてます。

・あれだけ殴られたのに異様に傷が少ない航一さん。さすが、打たれ強し。

・「週末婚は確実に軌道に乗り始めていました。姉のことも豹のことも、どうでもよくなっていました」なんて言っちゃって、現金な月子さん。でも彼女にいいことがあると突き落とされるのがこのドラマの掟なのだ。

・怪しげな書を読む純(阿部寛)。何なのさあれ? って思うよねえ、あの映し方だったら。

・沢村さんをおんぶする川原さん。なんてたくましいんだ!!

・豹「やっぱり最後に行き着くところは、理加子のとこかもな、って今日ちょっと思った」だってさ。けっ。ほんと優柔不断な男だなー、こいつはー。

・陽子「女かもしれない」今回は本当に怪しい純ですが、いつも言うことがアレだからにわかには信じがたいよねえ。

・陽子「純会社辞めたって……」ここら辺から、純のバカ亭主っぷりが加速してゆきます。っていうか妻を騙しとおせると思ってるところがすごい。

・純「見ろよ。この美貌だ」でーーーたーーー!「ユーアーチキン!」に続く名言。爆笑です。

・いつもいいところで鳴るお電話。可哀想な矢作夫妻。

・本日のラスト。航一の父親が死んで、航一ママ(夏圭子)「月子さああん……今日から一緒にここで暮らしてええ……ここで一緒に……ひとりぼっちでなんか暮らせない……一人はいや、一人はいやなのおお……」と泣きすがる。ほらほら、やっぱり甘い話には裏があるんだよ。ってこの場合はニュアンスはちょっと違うけどさ、理解ありすぎたもんね、この人。やっぱり月子がいい目にあうと、すぐに地獄に叩き落されるんだな。


週末婚 Vol.11「男に夫を盗まれた妻」
すげー題名。やおい系?(違


今更なんですけど、社内結婚ってすっげーやりにくそうで嫌だなあ。週末婚っていっても、こうやって会社では毎日顔つきあわせてるんだしねえ。
そして、秘密の部屋といい退職といいホストといい、ますます純が壊れていきます。普通なら離婚届を叩きつけてもおかしくないのに、それをしない陽子は寛容。


・陽子「今更しょうがないでしょ」ってほら、受け入れちゃってるよ。でも、

・陽子「月子には絶っ対にばれたくないっ」と、月子への執着心はさすが。

・航一と陽子が電話するのを見てやきもきする月子。つーか、人待たせてるんだからはよ行かんかい。

・電話攻撃航一ママ。果てしなくうざいけど、「月子さんの『かけ直す』はあてにならないんだものお」「何か楽しい話してえ」は笑った。ま、永作ちゃんのバスタオル姿が見れたからよかったとしよう。

・陽子「ホモセクシャルの匂いがする」ホモセクシャルって……しかし、ホストってこの頃今ほど流行ってなかったですよね? 時代を先取りする内館牧子はさすがですな。

・純が接待ホストとして陽子たちの前に現れる。陽子たちがこの店に来るっていうのもすごい偶然だけど、一番最初に現れたホストが純だっつーのもすごすぎる。つーかありえねえ。

・「教師だ」と言っておいてホストな純。帰りの時間なんてホストじゃ朝方でしょうが。おかしいと思わなかったのか、陽子は?

・「こちら、陽子さんのご主人の純さん。……と、思わず紹介するほどそっくりなんですよこの人」さすが、航一。頭の回転が速いねえ。

・陽子「あたし……他人にばれたら、生きていけないわ。もし月子にばれたら……恥ずかしい。あんな店で男に手を握られてるなんて、知られたら……私死ぬわ」
やっぱり念頭に置くことは「月子にばれたら……」プライド高すぎ。

・お母さん「あっちの親にぶちまけてやりたいわ」お母さん……(´;ω;`)ウウッ
と思ったら本当にぶちまけてるよお母さん! さすが陽子と月子のママ……こえー。

・純豹ママ(中原ひとみ)「こういうときに一緒に夢を叶えようとするのが妻の役目なんじゃありません!?」そう来たか。でもあなたがその立場でも同じこと言えますか?

・「今日は……来てもらいたいけど……夜出かけるからダメなの。ダメなの、絶対ダメなの」お母さんウケる。「来なくていいからね」が極めつけ。嘘下手すぎだって!

・豹「理加子、結婚しないか」理加子(川原亜矢子)「お断りよ。あなたのことはもう信じない」ま、そりゃ断るわな。っつーか、もうこのカップルは勝手にしてください。

・航一ママ「朝まで二人でお喋りしましょう!」うげえええ、うぜえええ。

・純のいるホストクラブを見つける月子。だから偶然多すぎだって。

・NO.7な純。ちなみにホスト名は紅を司ると書いて紅司(こうじ)です。

・「すいません、まだ開店してないんですが」おお! カッシー弟・柏原収史じゃん!

・「ひどいじゃない! みんなして私に黙ってたの!?」「私と航一は夫婦よ! 夫婦は他人? 他人だと思ってるの!?」と、「私だけ仲間外れにしてひどいわっ」な月ちゃんが鬱陶しい。それだけで会社休むなっつの。「俺は夫婦なら何でもさらしあって秘密がないことがいいとは思わない」との航一の意見はごもっとも。

・実家で、月子と陽子が鉢合わせしてしまう。
月子「お姉ちゃん……」
陽子「あらあ……ちょっと寄ったの私も」
月子「嘘。お姉ちゃんうち帰ってないんでしょ?……それお母さんのカーディガンだもん」
陽子「……あっはは、今借りたの肌寒いからあ」
月子「私が誕生日に贈ったばっかりよ。それ脱いで。……お母さんもお母さんよ、私がせっかく選んだものを」
お母さん「……ごめんね……」
月子「お母さんが私を来させたくない理由……やっと分かったわ。何も隠すことないのにー!……私、お姉ちゃんがホストの妻だってこと、とっくに知ってますから」
お茶を置いてどこかへ行ってしまうお父さん。おいおい……
月子「航一がばらしたんじゃないわよ。私が自分で分かったの。……大変ねお姉ちゃんも」
陽子「ぜんぜ〜ん。大変なのは月子の方でしょー? 週末婚がうまくいかなくておろおろおたおたしてるのとっくに知ってますから私。月子レベルの女に、週末婚なんて高級すぎたのよ」
月子「……ホストの妻に言われたくないわそんなこと」
陽子「私のことより、航一さんに捨てられないよう心配するんだわね」
月子「……あら。お姉ちゃんの方こそ、今に必ず純さんに捨てられるわよ。だって……お姉ちゃん顔がどんどん下品になってきたもん」
陽子「下品!?」
月子「……そう、下品。何でか分かる? あたしがお姉ちゃんより幸せにならないように、どんな手を使っても潰そうとするからよ!……顔に出てきたわ」
陽子「…………そう……反省しなきゃね。……顔に出てくるものなのよねえ。月子の顔がこのところ、どうしてこうふてぶてしく見えるんだろうってずっと考えてたの。顔に出たのねえ……でも気持ちは分かるわあ。実力もないそこらのお姉ちゃんの月子が、いっぱしの仕事してるように見栄張らなきゃいけないわけだし、週末婚なんていう、結婚の美味しいところを取りましょうって必死こいてるんだものー、ふてぶてしくなきゃやってられないわよねえ? 私たち夫婦は何もかも了解済みよー、全然不幸なんかじゃないわ」
月子「…………そう……反省しなきゃね。……それなら私、もう少し優しくなりたいから……純さんが紅司っていう名前で、ホストやってるからってみんっなに宣伝するわ。お姉ちゃんだってすべて了解済みなら、なんの問題もないでしょ。みんっなに紅司を指名してねって言う。姉が安い翻訳の内職で、家計を支えてますから、500円でも1000円でも、紅司にチップあげてねって、みんなに言ってあげる! ふてぶてしい私の顔…………少しは優しくなると思うもん」

・ルリちゃん死んじゃってるじゃん!

・「月子、お母さんと同居したいのに言い出せないんです」と、ほら吹き陽子さん。さすが「やられたら、百倍にしてやり返す」と百倍ハンムラビ精神の陽子さん。しかし無関係(ってことないけど)の第三者まで巻き込むなよ。

・「もういやっ! みんなで私のこと蚊帳の外にして、もううんざりよ!」やっぱ月子は幼稚だよなあ。で、「豹〜〜〜」な月子さん。げー、うぜー。

・理加子「月子さん、あなた思い上がってるわね。男が別れた女をいつまでも引きずってると思ったら大間違いよ!」おお、さすが理加子、ごもっとも。……てかあんた、豹のことふらなかったっけ? 結局やっぱりまだ豹のことが好きだったってこと? ふーん、あれだけされてもまだ好きなんだ……一途ですねえ。何度も言うけど、こんな物分りのよすぎる女いるかあ?

*1:何故このタイミングで?