ビデオ三昧週間その1

ドラマがそろそろ一段落するし、連休に入るので、ビデオをレンタルしまくってます。今週はこの2本。

危険な遊び [DVD]

危険な遊び [DVD]

オチがとんでもない。これは見方によって意見が変わりそうなラストです。ただ、サスペンスを期待する人にはどうかなあ。動物好きにはちょっと辛い描写もあります。

下妻物語 スタンダード・エディション [DVD]

下妻物語 スタンダード・エディション [DVD]

竜ヶ崎桃子をやれるのはフカキョンしかいない! さすが、自称マリー・アントワネットの生まれ変わり。あの大根ぶりも(演技も足も)だんだん味が出てくるようになってきました。「富豪刑事」といい、浮世離れした馬鹿女をやらせたら彼女の右に出る者はいないんじゃないだろうか。


以下ネタバレ含みます。


「危険な遊び」
前述したとおり、オチがとんでもない。あそこで息子の手を離したのは人間的には妥当だとは思うけれども、母親としてはどうなのか。
それになんというか、精神科医やお父さん(あらすじを見たときはてっきり父親も死んだのかと……)など、意味のありそうな登場人物がほったらかしの印象を受けた。ハラハラするわりには、なんとなく薄っぺらいイメージの作品。


下妻物語
女子高生役に違和感がないフカキョン、さすが。もっと純真なイメージかと思ってたんですが、いやいや実は何気に性格悪いし。啖呵切るシーンは決してうまいとは言えなかったけど、「おおっ」って思いましたよー。土屋アンナは可愛かったなあ。
篠原涼子がすっげーはじけてました。阿部サダヲはいつものような役(でもお母さんの不倫相手がサダヲだとは! 気付かなかった)。生瀬さんと岡田義徳君は気持ち悪かったです。宮迫は最初猫ひろしかと思ったよ。
ギャグはあまり笑えなかったんだけど、ただのギャグムービーじゃなく、何気にメッセージ性の強い作品でした。ただねえ、こういう映画が駄目! って人には駄目だろうなあ。ストーリーも単純明快だし(そこがいいんだけど)。グロ描写もあり、アニメありのなんでもありの映画でした。


しかしオチが「妃魅姑はイチゴ(土屋アンナ)の妄想でした」という物凄い展開。それじゃあ今までの展開はなんだったのかと。
そうそう、福田麻由子ちゃんとまちゃまちゃが出ててびっくり。


とにかく、中島哲也監督の次回作「嫌われ松子の一生」が楽しみだ! 中谷美紀だしね。