「世にも奇妙な物語 １５周年スペシャル」

今回は超短編が加入したわけですが、最近無駄な展開が多い本編が、今回は割とあっさりめになってたので、その点はよかったかも。

以下、それぞれの感想。長くなったのでたたんでおきます。

「リプレイ」
また伊藤淳史君ですか……って感じ。フジは伊藤君好きだなあ。この役に合っているとは思えなかったし、明らかに人気重視のキャスティング、って感じで萎えた。「お、お、お、俺が……こ、こ、こ、殺した……」って声震わせてるところなんて、驚くどころか、電車男っぽくて笑えちゃったよ。ちーちゃんは結構良かったんだと思うんだけどなあ。高笑いとかもゾクゾクしたし。話も、オチが読めちゃってつまんなかった。

「山田祭り」
く、くだらねえええ！

「命火」
制服姿のハセキョーはキツすぎ。
さすがにあのばーちゃんが能力持ってるかは分からなかったけど、話がいかにもすぎて退屈。

「トイレっと」
田中要次さん、お疲れ様です。

「痛覚」
な、なんじゃこりゃ？

「雨の訪問者」
レインキラーはさっき観た（現在レビュー書き途中）「殺人の追憶」思い出すなあ。しかし、あれはいくらなんでも妹さん、やりすぎでしょう。妹とともさか、全然似てないし……ニュースの似顔絵も、岡田君にも店員にも似てなかったし……店員と岡田君はちょっと似てたけど。
あ、でもオチは意外でした。この話好き。

「運命の赤い糸」
話の展開がむちゃくちゃすぎ。

「サイコキネシス」
妹は当たったらしいですが、僕はちゃんと見てませんでした。これって何か心理的トリックがあるのかな。

「リモコン」
なんか普段の「世にも〜」を一気に凝縮したみたいな話でしたな。

「占い」
オチは分かったけど、まさかUFOとは。

「オセロ」
あ、こういう話好き……

「奥さん屋さん」
佐野史郎ができない役なんて珍しい。内容的には「ママ新発売！」とちょっと似てる？　雰囲気はまるで別物でしたけど。
しかし戸田菜穂は大変ですね……あんなにじっとしてたら辛いだろうに。最初誰かと思いましたよ。だけど、停止していた間、お風呂とかには入れなくてよかったんでしょうかね。汚くないのかな。
夢オチ→夢の中のアイテムが……っていうオチはあまり好きじゃないけど、この話もなかなか好きでした。

「彼もまた」「横断歩道」
こういう日常的な物を使った話っていうのもいいんじゃないでしょうか。もうちょっと意外性があってもいいと思うけど。

「イマキヨさん」
イマクニ？（ポケモンカード）サダキヨ？（20世紀少年）まあいいや。とにかく、このイマキヨ役に酒井さんがはまりすぎ。就職試験先の階段の踊り場で麻雀しているのには笑ったよ。そしてラスト、マツジュンでも酒井さんになっちゃうのね。あらら。
あ、でも一つケチつけさせてもらうと、彼女が言い出した引越しの話は展開的に無理がありすぎでした。あれは駄目だろ。

というわけで、順位をつけさせてもらうと
１「雨の訪問者」
２「奥さん屋さん」
３「イマキヨさん」
４「リプレイ」
５「命火」
かな。しかし今回、ラストはみんな人が死んでません？「奥さん屋さん」のより子さんだって死んだようなものだし、「イマキヨさん」のマツジュンもそう。ブラックな話は大好きだけど、「ママ新発売！」みたいなぶっ飛んだ作品ももう一度見てみたいなあ。