「ブスの瞳に恋してる」最終回

ブスの瞳に恋してる 最終回「最高の結婚式!」
レビュー遅れてすいません。


最終回は結婚式当日のすったもんだがストーリーのほとんどだったので、思ったよりは「納得いかねえぜっ!」(誰?)っていうのはなし。でもま、ツッコミ所はそれなりにあるんだけどね……というわけで、いつものように箇条書きでまとめていこうと思います。


・友美(蛯原友里)の話・予告のウェディングドレスはやっぱりフェイクだったか。でも、だったら友美をライバルとして復活させた理由はあったのか? エビちゃんで視聴者を離さないようにしていたんじゃ……と、穿った考え方しかできない僕。

・いくら話を盛り上げるためとはいえ、W−1グランプリの決勝戦の日も知らないお笑い構成作家がいるかよ! いくら早く結婚したいからって、それぐらい考慮するでしょーよ、普通。

・相変わらず哲パパには泣ける。後半はドラマがグダグダになってった分、哲さんが頑張ってたなあ。

・雪路ママも簡単に態度を変えちゃったな。友美の話を持ち上げさせるためだけのキャラだったか、やはり。

・タクシーの運転手にマギー。「ジューテンターク」(だっけ?)と言ってたし、やっぱりあのラジオのリスナー=マギーじゃないのかなあ。(ちょっと自信なし)

・どすこいラーメンの女将さん(室井滋)、上島(松重豊)に「こんなに大きくなっちゃって」とか言ったり、ブーケ受けに必死になってたり、結構笑えた。

・アリキリの石井じゃない方って久々に見たよ。

・美幸(村上知子)のウェディングドレス姿は、走って会場に着いたときが一番綺麗だった。なんでかなーと思ってたら、前髪のせいだということが判明。そうそう、前髪が綺麗に切り揃えられすぎなんですよね。その後転んで顔を上げたときにはもう戻ってましたが。

・牧師(日野陽仁)の「日本一面白い妻であり続けると誓いますか?」「日本一妻を面白く輝かせることができる夫であり続けると誓いますか?」は、いかにもネタのために2人が結婚しました、ってな雰囲気があってなんか嫌だった。現実のほうにもそういう噂が持ち上がってるわけだし。

・最後のコメント集はなかなか良かったです。もうちっとハマってるドラマだったら、ああいうのってすごく楽しめたんだけどね。


芸達者な名脇役を揃えていながら、どうもいまいち書ききれていない感があったのは否めないなー。だからって、主人公2人が書ききれていたかというと、そうでもなく。おさむ(稲垣吾郎)の言動には毎回毎回イライライライラさせられてたし、美幸に対しての「オモシロ」もあまり理解できなかった。というか、この「オモシロ」っていう言葉がなんか嫌だったんだよな〜。「これは、オモシロだっ!」「オモシロですね!」とか聞くたび、なんか嫌な感じになっちゃってました。あと、裏方(原作者、主題歌歌い手、脚本家など)がちらほら出没するのにもあまり好感は持てず。こうしょっちゅうだとねえ。
だけど、脇の役者陣の演技はさすがによかった。特に渡辺哲さんはこのドラマにおけるMVPじゃないでしょーか。あと、井川遥滝沢沙織が異様に綺麗に映ってたんだよなー。美也子(井川遥)は、東京に帰ってくる以前の回想シーンの方が良かった。ドラマ的にも、そこら辺がピークだったんじゃないでしょうか。美也子登場から、おさむの女関係のだらしなさが目に付いてきちゃってたし。
もしかして続編ある? みたいな感じだったけど、さすがにそれはもういいかも……