２００６年秋クール期待度
相変わらずギリギリ更新。ギリギリでいつも生きていたいのです（嘘）。
フジ月９「のだめカンタービレ」10/16〜
キャスト：上野樹里、玉木宏、瑛太、水川あさみ、小出恵介、竹中直人ほか
脚本：衛藤凛 演出：武内英樹ほか 原作：二ノ宮知子「のだめカンタービレ」
★カプリチオーソ（気ままに気まぐれに） カンタービレ（歌うように）
月９は最近原作ファンを釣ろうとしているとしか思えないのですが。そして落胆させる気ではないのかと。脚本：衛藤凛って……コメディらしいですが、「スローダンス」のように「ほらほら、こういう会話ってテンポ良くて洒落てない？ どお、どお？」って感じが今から伝わってくるような気がする。あと、玉木君はコメディ似合わないと思うよ。彼も作品に恵まれないよなあ。
フジ火９「役者魂！」10/17〜
キャスト：松たか子、森山未來、加藤ローサ、濱田マリ、藤田まことほか
脚本：君塚良一 演出：若松節朗ほか
★「…って何これ？」「本能寺海造です」「誰それ？」
最近の松たか子の活躍ぶりは凄いな。一時期全然露出なかったのに（舞台やってただけかもしれないけど）。脚本も君塚さんだし、内容も結構面白そうですが、いかんせんキャストにちょっと惹かれないっていうか。ま、面白ければキャストなんていずれどうでもよくなるんですけどね。あ、濱田マリは好きですけど。藤田さんの奇人っぷりに大期待。
フジ火１０「僕の歩く道」10/10〜
キャスト：草磲剛、香里奈、佐々木蔵之介、本仮屋ユイカ、長山藍子ほか
脚本：橋部敦子 演出：星護ほか
★Everybody is perfect.
最初の「僕の生きる道」の賞賛に同調できず、次の「僕と彼女の〜」にもまったくハマれなかった身としては、この「僕の道」シリーズも「はあ？」といった感じ。キャストの一部と脚本が一緒なだけじゃん、という思いであります。内容がかなり苦手なテーマだし、あまり期待は出来ません。しかし、主要キャストの名前の漢字が変換しづらいのが多くて困るな。
日テレ水１０「14才の母」10/11〜
キャスト：志田未来、田中美佐子、生瀬勝久、三浦春馬、室井滋ほか
脚本：井上由美子 演出：佐藤東弥、佐久間紀佳
★彼女は、普通の女の子、だった。
スタッフ、キャスト、枠といい文句なし。内容も暗めになりそうだけど、生瀬勝久とか室井滋のキャスティングでそこまで重苦しくなりそうではないし、これが期待度ナンバー１です。室井さんの出演作品とは相性いいしー。そして、写真週刊誌編集長役という北村一輝が粘着質そうでGOODです。あ、あと、キヨシ役の井坂俊哉君も出るそうですよー。
テレ朝木９「だめんず・うぉ〜か〜」10/12〜
キャスト：藤原紀香、山田優、宮迫博之、三浦理恵子、田辺誠一ほか
脚本：田辺満ほか 演出：片山修ほか 原作：倉田真由美「だめんず・うぉ〜か〜」
★男を見る目がない女たち
何故これを今ドラマ化……大体ドラマ化する内容ではない漫画の上に、１回飯島愛主演でドラマ化したよね？ 深夜で。なんかドラマの内容云々よりも、ドラマサイトなどでほとんど取り上げられることがないまま、ひっそりと終わりそうだ。脚本も知らない方だし、どうコケるか分かんないけど、おそらくつまんないんだろうなあ……（ひどい）
フジ木１０「Dr.コトー診療所2006」10/12〜
キャスト：吉岡秀隆、柴咲コウ、時任三郎、筧利夫、小林薫ほか
脚本：吉田紀子 演出：中江功ほか 原作：山田貴敏「Dr.コトー診療所」
★同じ時を重ねながら、みんな、そこに生きている
うーん、正直、このドラマの印象が薄いので、続編といっても「ふーん」と言った感じで……なにしろ「すいか」と「ウォーターボーイズ」のクールでしたから。映像は綺麗だったけど、話の内容も同じように綺麗過ぎるものばっかりで、なんかあんまり人間臭さがなかったドラマだったような気がする（反論あるかも……）。あ、久々に筧利夫を見られるのは非常に嬉しいです。
TBS木１０「嫌われ松子の一生」10/12〜
キャスト：内山理名、要潤、小池栄子、鈴木えみ、小柳友ほか
脚本：成瀬活雄 演出：酒井聖博ほか 原作：山田宗樹「嫌われ松子の一生」
★清楚な中学教師、５６才死体で発見
まず一言。内山理名じゃラストの松子の悲惨度のパンチが薄い気がする。キャストも映画に比べるとピッタリ度が薄まってる気がするしー。で、このドラマは映画と同じようにコメディ調にするの？ それとも暗く？（個人的には前者希望）北村一輝はこれにも出るのか……売れっ子ですねえ。ちなみに映画はまだ見ていません。早く見たいんだけどなー。
テレ朝金９「家族」10/20〜
キャスト：竹野内豊、渡哲也、石田ゆり子、木村多江、劇団ひとりほか
脚本：清水有生 演出：唐木希浩ほか
★妻の不在・夫の存在
公式サイトにほとんど情報も載ってなくて（10/2時点）びっくりです。「熟年離婚」みたいに渋め系で、中年男性向けのドラマっぽいですね。その渋さに果たしてついていけるのかどうか。手堅いドラマではありそうですけど。石田ゆり子・木村多江のご両人は個人的に好きな女優さんなので嬉しいです。しかし、竹野内君が家族持ちの役だなんて珍しいな。もしかしたら初じゃない？
TBS金１０「セーラー服と機関銃」10/13〜
キャスト：長澤まさみ、小泉今日子、中尾明慶、堤真一、緒方拳ほか
脚本：いずみ吉紘 演出：平川雄一朗 原作：赤川次郎「セーラー服と機関銃」
★ひょんなことから、ヤクザの組長に！？
さすがに薬師丸ひろ子主演の原作は未見ですが、「カ・イ・カ・ン」と「こ〜のままぁ〜、何時間でもぉ〜♪」は知ってます。まさみちゃんは昭和顔だよねえ、なんとなく。どこまでＢ級臭くなるかが鍵かと。中途半端なのが一番嫌よ。キョンキョンが出てくれるのは嬉しいです。しかし、「セーラー服と機関銃」って赤川次郎原作だったんですね……知らんかった。
テレ朝金１１「アンナさんのおまめ」10/13〜
キャスト：ベッキー、杏さゆり、柏原収史ほか
脚本：高山直也 演出：常廣丈太ほか 原作：鈴木由美子「アンナさんのおまめ」
★世紀のカン違い女王ＶＳイケメン彼氏！
「ビバ！山田バーバラ」はなかなか面白かったんですが、さてこちらはどうでしょうか。「バーバラ」ぐらいのギャグ度だったら楽しめるんだけどな。ちなみに「おまめ」っつーのは美人のおまけってことで、主人公がアンナって名前ってわけじゃないらしいですよー。しかし鈴木由美子は「山田バーバラ」「白鳥麗子」「音無可憐」と題名に名前を入れるのが好きだな。
日テレ土９「たったひとつの恋」10/14〜
キャスト：亀梨和也、綾瀬はるか、戸田恵梨香、田中聖、平岡祐太ほか
脚本：北川悦吏子 演出：岩本仁志ほか
★せつなくて、痛くて、でも、失くせない……
うわっ、首筋痒くなりそうだこれ。日テレがこういうドラマを出してくるって珍しいな。北川脚本はちょっとねえ……かなり苦手なんだよな、この人。だってストーリーが「現代版ロミオとジュリエット」らしいですよ？ ちなみに綾瀬はるかちゃんは「白夜行」の影響か、ドＳ腹黒女王様のイメージが抜け切れていません。どんなにポカリスエットで爽やかに躍動していても。
TBS日９「鉄板少女アカネ!!」10/15〜
キャスト：堀北真希、塚本高史、片瀬那奈、竜雷太、陣内孝則ほか
脚本：松田知子ほか 演出：倉貫健二郎ほか 原作：青木健生／ありがひとし
★アツくて悪いか！
なんか↑と枠と内容が逆になってる感じだ。しかし、またよく分からん内容のドラマですねこれ……料理で対決ってことは、「華麗なる食卓」みたいになるってことか。脚本監修：秦健日子が激しく不安材料。最近のこの人の脚本とは相性悪いもので。しかし、奈津子と亜希子って本当の双子なのか……知らんかった。デビット伊東はラーメン屋の役？
朝ドラ「芋たこなんきん」10/2〜
キャスト：藤山直美、國村隼、田畑智子、いしだあゆみ、山崎奈々、尾高杏奈ほか
脚本：長川千佳子 原案：田辺聖子
★大阪発 元気の出る人情喜劇！
「純情きらり」が意外と見続けられたので、朝ドラも視聴予定ドラマに追加。今までの朝ドラはおそらく少女の成長物語ばかりだったと思うので、おかんが主演の朝ドラもたまにはいいと思いますよ。ベテランが主人公という事で、演技的にも問題なしだろうし。ヒロインに新人を使うのはやめたとかいって、この次のドラマからはまた新人に戻るようですが。
来期は集中する木曜、金曜ドラマがいっぺんに始まるから大変ですな。毎度おなじみ録画ミスも多そうですが……初回・最終回における延長はマジで必要ないと思います。ほとんどの場合が無駄に中だるみしてるだけだしー。ちなみにかなり期待しているのが「14才の母」。久々にキャスト・スタッフ・内容がかなり自分好みなので、期待するなっつー方が無理ってもんですぜ、親分（誰だよ）。
